今日のありがとう 2022年8月22日

雑記
今日のありがとう
自宅に高枝切りばさみとチェーンソーが有る。
我が家は中古住宅である。
購入してから8年程になる。
購入した時、敷地内には前の持ち主さんによって3本の木が植えられていた。
どうやら目隠しを目的に植えられたよう。
木の種類は詳しくないから私には分からないけれど、ホームセンターで良く見るクリスマスツリーに使うような木に見えた。
当時、既に2階のベランダの位置と同じくらいだったけれど、数年間で大きく育ち、屋根を超えようかという高さになって日光を遮るようになった。
それは外からの目隠しと言う意味では都合が良かったけれど、家の中に本来なら入る光が入らなくなり、部屋の中が暗くなった。
もともと日当たりのよい家では無い。
けれど、それは日に焼けなくて寧ろ良いと前向きにとらえて、購入を決めた。
仕事に出掛けていて、日中は自宅に居る時間が少ない事も大きな問題にならなかった原因だと思う。
ところが、大きく成長し、木が光を遮ったことで、暗さにうっそうとした陰鬱な感じが加わった。
明るいグリーンの新葉は爽やかだけれど、茶色い落ち葉は、これまたもの悲しさ全開である。
少しでも明るくしたいと考えた私は、高枝切りばさみを買った。
枝葉を切り落せば、スッキリするかと思った。
確かに多少効果が有って、高枝切りばさみが届く範囲の部分はスッキリした。
けれど、届かない上の方はこんもりと生い茂って、下の方がスッキリしたせいで、安定が悪くなり、風が強い日などは木が揺れる音に不安になった。

結局私達は、木を自分達で伐採すると決め、チェーンソーを買った。
「私達」とは言え、主導は山彦さん。
私は、山彦さんが伐採し小さくカットしてくれた木をゴミ袋に詰めて、せっせと廃棄しただけだった。
3本の木を切り倒すのに、数年かかった。
隣近所の迷惑にならないように、少しづつ作業したからだった。
私達が、ともにフルタイムの仕事をしていて、時間がとれなかった事も時間がかかった理由だった。
当時は、全くの素人だった山彦さんだけれど、周到に計画し、見事にやってくれた。
頑張ったのは山彦さんだったけれど、私も凄い達成感を感じた。
家の中に日が入るようになり、明るくなった。

「自宅の木を3本切り倒し、達成感を味わった」
この経験が、のちに山彦さんが「きこり」という職業を転職先として選ぶキッカッケになったのだから、人生は分からない物だと思う。

残ったのは、高枝切りばさみとチェーンソー。
もう切る木が無い我が家には不要の物となった。
捨てよう捨てようと思いながらも捨てきれずに保管していた。
我が家では不要でも、知人や友人の家で必要になるかもしれないとぼんやり思っていたからだった。
ケド、そんな日は来ないもんである。
使われることなく、2年が過ぎた。

昨日、山彦さんが「職場で使うわ」
そう言った。
へっ?
一般家庭用の物が、プロの現場で役に立つと思っていなかった私は、自宅で不要になったから捨てようと、捨てる事ばかり考えていたけれど、どうやら使える場面が有るらしい。

高枝切りばさみとチェーンソーの再就職先が決まり、今日出発した。
心の中で、「ありがとう」とお礼を言って送り出した。

これからは、山彦さんの会社で再び活用してもらえるのだ。

捨てようと思っていた道具に、再び活躍の場所が用意された。

なんだか、自分が再び出発するような気分になった。

気が付くと、鼻歌を歌っていた。

今日の晩御飯

豚小間のピリ辛ボール定食

豚小間のピリ辛ボール
高野豆腐
じゃがいもとしめじの味噌汁

今日のお買い物
粉チーズ 298円
食パン 98円
玉ねぎ 38円×2個
にんにく 98円
生姜 98円
豚小間 490円
豚角切り 396円
たまご 98円
しめじ 98円
税込み合計 1885円

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