うー様とカリカリ

うー様

うー様のカリカリのご紹介をしたいと思います。

うー様は、2019年11月、FLUTD(猫下部尿路疾患)と診断を受けています。
FLUTDとは、尿道や膀胱に関する病気(尿路結石、膀胱炎等)の総称です。
最も多いのは、特発性膀胱炎で、原因は不明だけれど、ストレスが主な原因と言われます。
また、尿路内の結晶や結石を伴うことも有り、結石の成分としてはストルバイトとシュウ酸カルシウムが一般的です。
ストルバイトは粘液と合わさって、尿道を塞ぎ、そうなると排尿できなくなって、命にかかわる事態になる恐れがあります。

うー様の場合は、朝突然、トイレから出たり入ったりを繰り返しました。
うー様がトイレから出た後、お砂を確認しても、塊が出来ていません。
明らかに「おしっこに行きたいのに、行っても出ないの」の状態。
痛みが有るのか、時々弱々しく「にゃご」と鳴くうー様。
「ママ、苦しいの」と言ってるようで、激しく動揺しました。
1時間程、様子を見ましたが、トイレに行く回数は増えるばかり。
どう考えても、ただならぬ様子です。
調べたところ、どうやら、FLUTDでは無いか?と疑いました。
早く対応しなければ、命に関わるかもしれないと危機感を覚え、かかりつけの獣医さんに連絡。
山彦さんが仕事を休んで連れて行ってくれました。
私は当時、仕事が休めず、山彦さんからの情報を職場で心配しながら結果を待つばかり。
尿検査、レントゲン、エコーを受けて、潜血3+、尿中蛋白4+、ストラバイト+、シュウ酸カルシウム-、白血球+、細菌±。膀胱内の尿の貯留は「ぱんぱんの状態」でした。
おそらくストレスが原因だけれど、腫瘍が有るかもしれないと説明を受けて、心配で泣きました。
ぱんぱんの膀胱から、おしっこを出してもらい、抗生物質とステロイドの飲み薬を1週間分貰って帰宅。
抗生物質は飲んでくれましたが、ステロイドは苦いらしく、ご飯に混ぜても食べず、溶かしてシリンジで飲まそうにも泡を吹いて、相当嫌がりました。
翌日から、トイレの回数は多いものの、お砂におしっこの小さい塊を発見し、嬉しくて、愛しくて、抱きしめて褒めちぎった記憶が有ります。
服薬がさらなるストレスになって、症状が悪化するのを恐れて、ステロイドの内服はあきらめて、抗生物質のみ1週間頑張りました。
1週間後の受診時、潜血3+、ストルバイト+でしたが、細菌は見られず、尿中蛋白が3+とやや改善。
少しづつですが、排尿が出来ているらしい(前回の様な膀胱がぱんぱんの状態では無い)、痛そうな感じが無く動き回っている、ご飯は食べれている、排便も有って見た目は元気なので、内服薬は中止し様子を見ることになりました。
ステロイドは飲ませて欲しいと言われましたが、飲めない状況を説明しました。
もし体調に変化が有れば、毎日通院して注射してもらう覚悟でした。
さらに1週間後、トイレの回数は、元に戻り、おしっこの塊も以前のような大きい物になりました。
血液検査の結果も改善したので、通院はせずに、療養食でコントロールとなりました。

お勧めしてもらったのは、次の5種類。
ロイヤルカナン→ユリナリーS/O、オルファクトリー、+CLT
ヒルズ→c/ⅾマルチケア、コンフォート
うー様の好みに合わせて、好きなカリカリを選んでくださいと言っていただきました。

ロイヤルカナン→ヒルズの順で試したところ、ヒルズが好き。
ヒルズのチキンとお魚を試したところ、チキンが好き。
(これ、不思議なのですが、他のおやつやカリカリはマグロやカツオのお魚が好きなのに、ヒルズはチキンがお好みなのです)
で、今はヒルズのc/ⅾマルチケアコンフォートのチキン7割に、飽きないように3割は他のお魚味のカリカリを時々変えて混ぜてあげています。
おかげで、2年たった今も、再発せずに元気で、我が家の癒し担当です。
おそらく、一生のお付き合いになるのでしょうが、うー様の命の源なので、安心してあげれるカリカリに出会えてよかったと思ってます。

現在食事療法だけで済んでいるのは、振り返ってみると、症状が出た時に早く受診したのが一番だったと思います。
獣医師からも、早く連れてきてくれて良かったと言ってもらいました。
動物は、どんなに苦しくても痛くても、言葉で伝えることが出来ません。
野生動物なら、弱った個体は食物とみなされてしまいます。
だから、自分の不調を出来るだけ隠そうとします。
縁が有って「うちの子」になったからには、最後まで幸せでいて欲しい。
つらい思いはして欲しくない。
本当は、うちの子以外のよその子も皆、つらい思いはして欲しくない。
そう思っています。

以前、漫才師の島田洋七さんが書かれた「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!」の中で、がばいばあちゃんのエピソードとしてこんなことが書かれていました。
お祭りの金魚すくいの前で、泳ぐ金魚をばあちゃんがじぃっと見ながら、洋七さんに言うのです。
「金、金と言うんじゃなか。一億円有ったって、金魚一匹つくれんばい」
どんな大企業が最先端のテクノロジーを駆使しても、金魚一匹作れない。
命は命からしか生まれない。
命のようなロボットは作れるかもしれないが、命ではない、と。
当たり前ですが、ずっと心に残っている言葉です。

治療費やご飯代は、病気になれば高くなります。
けれど、お金は生きて元気なら、また稼いで取り返すことが出来ます。
でも、命は失ってしまったら、決して取り返せない。
一億円払っても、です。

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