そうだったのか~「時間は有る」編

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時間は有る

今年も早4日が過ぎました。
そろそろ「新年の仕事がスタートしたよ」と言う方も多いのではないでしょうか?
御苦労様です。
我が家も、山彦さんが初出勤です。
なので、まめまるも山彦さんと一緒に、今日から通常の生活に戻りたいと思っています。

それにしても兼業主婦は大変ですよね。
年末は大掃除をして、普段は洗いにくい大型の物を洗濯して、買い出しに行って。
年が明けたら実家に挨拶に行って。
娘と言う立場でも、嫁と言う立場でも、それにふさわしい活躍を求められて。
休みの間は仕事こそしていないけれど、何だかずっとバタバタして。
ゆっくりと体を休めるどころか「仕事している方が楽だったわ」なんて…。
分かりますよ~。
まめまるも、そんな風に思っていました。
子供さんがおられたら、もう一つ母と言う立場も増えますし。
時間が出来たら見たいと思っていた映画を見る事も無く、行ってみたいと思っていた場所に行くわけでも無く、我が家と実家で家事をしてお正月休みが終了してしまった時の絶望感(笑)
そんな絶望感を笑顔で隠しながら、さもお正月休みを楽しんだような気分を取り繕って、仕事始めには上司や同僚には勤め人として元気な声で「あけましておめでとうございます」と挨拶するのですよね。
ところが、休みを見越して年末に忙しい思いをして仕事したにもかかわらず、初日から仕事は渋滞していて忙しい。
「正月いらん」と本気で思っていました。
だって、「沢山休めて良かったね」という空気だけは有るのに、実際はむしろ忙しくて休んだ気なんて一切しないし、乱れた体や時間のリズムを整えるのに大変ですもん。
「ゆっくりする時間が無かったなぁ。疲れたなぁ」と思って休みが終わるのですから、正月いらんですよね。
勿論、専業主婦の方だって例えば介護や育児で時間が無い方が沢山おられるのは十分理解しております。
いや、むしろ介護や育児は1日も休めないですもんね。
正月どころか、昼も夜も無い…大変です。

でね。
まめまるは介護や育児じゃなくて仕事に時間を使っていた人だったのだけれど、お正月休みが嫌いだったし時間が無いと思っていたわけですよ。
でもね、今になって思えば「時間は有った」のです。
本気で休みたい、何もしないと自分が決めたら、大掃除はハウスクリーニングを頼めばよいのです。
料理だって、予めおせち料理を予約しておけば良いし、買いに行くだけで済む「お刺身の盛り合わせ」とか「オードブルセット」とか「お惣菜」などを活用して自分で作らなければ良い。
山彦さんは寛容だから、2人だけなら宅配ピザだってインスタントラーメンだって良かったのです。
カーテンだって、絶対年末に洗わないといけない決まりなんて有りません。
実家には挨拶に行く方が良いけれど、一緒にご飯を食べようと思うから家事に追われるのであって、挨拶だけして帰ってくれば良いのです。
いっそのこと旅行の予定を入れて、家に居ないという手だって有ったはず。
今になれば、そう思います。

なのに、年末年始は大掃除して、お節料理を用意して、お墓参りして、新年の挨拶に回って…。
良い嫁、良い妻、良い娘…そう思ってもらいたくて自分で自分をがんじがらめにしちゃう。
結果、疲れ果てて、自分の為に時間を使うことなく「お正月なんて大嫌い」と思い、不機嫌になる。
何してたんでしょうね?

もしも余命が1年なら…。
貴重な時間をやりたいことを後回しにして、やりたくない事で埋めますか?
まめまるは、良い嫁、良い娘、良い妻と思われなくても自分が楽しい、幸せだと思える事で時間を一杯にしたいと思います。
その為なら、誰にどう思われようが代行できるものは機械や人に代行してもらって、できるだけ自分の為の時間を必死で作ると思うのです。
もしも「それをしないと殺される」と言われたら…。
やっぱり何を差し置いても「それ」をやるでしょう。

ただ、優先順位の問題だっただけ。
何を第一優先にするか?だけのこと。
自分のしたい事を第一優先にすれば、やりたいことをする時間が無い何てこと無いのです。

そうだったのか…。
ずっと「時間が足り無い」「自分の時間が無い」と思っていたけれど、その気になれば自分がやりたかったことをする「時間は無い」のではなく、「時間は有る」のです。

人生の後半戦。
他人様からどう思われても良いのです。
ぼんやりしてると、周りの空気で自分が嫌だと感じる事で貴重な時間を使い果たしてしまいます。
好きな事・幸せな事・楽しい事で時間を埋めれるように、心がけて過ごそうと思っています。

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