今日のありがとう 2022年8月2日

雑記
今日のありがとう

もうすぐお盆。
そう、父の初盆がやって来る。
先日、山彦さんのお母さんから電話が有った。
「初盆のお供えを送りたいのだけれど、住所があやふやだから教えて・・・」

父の葬儀は、母と娘2人、そしてその配偶者のみと言う、本当に家族だけで行った。
父も母も兄弟は6人~7人と多い。
当然親戚も多い。
けれど、兄弟は既に亡くなっている方が半分。
存命の兄弟でも健康で一人で出歩ける方は、かなり少ない。
そして遠方に住んでる方もちらほら。
父は社交的な人だったので友人は多かったけれど、友人や知人も同様の状況。
父が80代であることを考えると、当然っちゃ当然。
そして、コロナ禍である。
葬儀に参列して頂くために、子供や孫の現役の世代の人に手を煩わせて付き添ってもらったり、挙句の果てに万が一にもウイルスに感染したりすることは避けたいと考えたからだった。
現役での仕事はとっくに卒業していたから、仕事関係のお付き合いは気にしなくて良かった。
まして、お香典を頂いても、お返しをするのに認知気味の母が混乱するだけである。
かといって、父や母の交友関係を把握しているわけではないから、娘の判断だけでお返しをして失礼が有ってはいけない。
そんなことを考えるに、これはもうお葬式は家族のみで執り行い、お断り出来るお香典は全力でお断りさせていただこうと決めた。
山彦さんのお母様や妹さんにも同じ理由を説明して、丁重にお断りさせて頂いたのだった。

ところが、山彦さんのお母さんや妹さんは、ずっと気にして下さっていたらしい。
山彦さんのお父さんや妹さんの義理の御両親が亡くなった時に、お香典を貰っているのに、気になるわ・・・と。
いやいや。
コロナ禍ですし。
状況が違いますし。
まして、私は私達の方からお願いしてお断りさせて貰ったのだから良かろう・・・と浅はかにも考えていました。
でも違ってたのですね。
これは、どこかで気持ちを頂かない事には、納得されないなぁと感じました。
難しいもんです。
そして、気遣って下さる気持ちが嬉しいのは間違いなく嬉しいので、申し出を受けてお盆のお供えを頂くことにし、実家の住所を改めて伝えたのでした。

でも、ここで問題。
母は週3回透析の為に通院している。
おまけに週に1度はデイサービスも受けてる。
何もない日は、買い物に行ったり、歯医者や耳鼻科の予定が詰まっている。
そう、在宅している日が、意外と少ない。
なんなら私より少ない・・・。
そして、在宅していても難聴の母にはインターホンの音が聞こえないから、荷物が届いても気が付かずに、宅配の業者の方に迷惑を掛けてしまう。
再配達の手続き自体が、もう困難。
分からないから放置し、母の中では無かったことになる。
結局、妹か私が行ったときに手続して受け取ることになる。
こりゃいかん。

慌てて山彦さん母に送り先を我が家にしてもらいたい旨、これまた理由を説明してお願いの連絡をいれた。
返事は、「山彦さんに取りに来てもらうように言ってくれない?」だった。
これは、当たり前。
そらそうだろう。
私も思ったよ。
「山彦さんに頼もうかな・・・」と。
「お母さんも、山彦さんに会いたいよね~」と。
けれど、仕事で疲れ果てている山彦さんに気を使ってしまった。
すすんで私が頼む事を躊躇してしまった。
うー様に付き添いが不要なら、私が頂きに行きたいところだったのだけれど、そもそも嫁の顔より息子の顔が見たいだろうし。

山彦母さんの希望を、山彦さんに伝えると、あっさり快諾してくれた。
「めんどくせー」と言われるだろうと思っていたのに。
何だ、遠慮したのに。
おずおずと伝えてみたのに・・・。
ひょっとして、お母さんに会える口実が出来て良かった位かな?どうよどうよ?
そして今日、仕事の帰りに寄ってくれたらしく、お供えを無事に預かって来てくれたのだった。
良かった。
そうだよ。
お母さんだって、山彦さんに会いたかったよね。
山彦さんだって、用事が無ければお母さんに会いに行かないのだから、会えて良かったんだよ。
良かった、良かった。
何だか、皆の気が済んだような感じがする。

山彦母さん、妹さん、ありがとう。
山彦さん、ありがとう。

今日の晩御飯

パプリカと豚肉の炒め物定食

パプリカと豚肉の炒め物
砂肝とじゃがいものガーリックバター炒め
カプレーゼ風
もやしとあげの味噌汁
今日のお買い物

卵 98円

税込み合計 105円

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