今日のありがとう　2022年8月23日

地域のゴミステーションの掃除当番が廻って来た。
ゴミの収集車がやってきた後の掃除。
カラス除けのために被せているネットをまとめて片付けて、散乱してるゴミが有れば掃除し、水で洗い流す。
最後に消臭スプレーを振りかけて終わり。
水は、自宅からバケツに汲んで持ってゆく。
汚れがひどければ、2から3度、自宅とゴミステーションを往復するけれど、大抵は1回で済む。
今日の所要時間は、15分だった。
掃除しました！とわざわざ言うほどの労働でも無い。
お当番表と消臭スプレーが入った袋を次の人に手渡して、順番に回すようになっている。

ところが、この作業。
フルタイムで働いていたときは難関だった。

私が住んでいるエリアは、週に2度回収が有る。
だから例えば、月木がゴミの日だとすると、月曜か木曜に掃除を終えた前の当番の人が、次の木曜か月曜までに紙袋を次の当番の人に手渡すことになっている。
何というか、年に1回か2回、数日前～前日に突然「次の月曜日か木曜日に掃除してくださいね」と言われる訳である。
そして、肝心の作業はゴミ収集車がやって来ない事には始まらない。
午前8時以降となっているけれど、9時頃来る日も有れば、11時頃になる日も有る。
回収後なら、いつ掃除しても良いから、引っ越ししてすぐの頃は、仕事を終えて帰宅後にやったことも有った。
けれど、ゴミステーションの近くに住んでいる方にしてみれば、当然私の事情なんて知らないし関係ない。
早く掃除して欲しいだろうし、実際待ちきれずに代わりにどなたかが済ませてくれていた日も有った。
お礼とお詫びを伝えたくても、どこのどなたがして下さったのかも分からない。
申し訳ない・・・。

山彦さんが出来る時は山彦さんがしてくれた。
けれど、無理な日は、仕方がないので、急に午前中の休みを取りたいと職場に願い出る事になる。
仕事の都合上どうしても休めない時は、山彦さんのお母さんに頼む事になる。
山彦さんのお母さんには電車とバスを乗り継いでやって来てもらって、帰りは私達が帰宅後に車で送って行く。
大ごとになる。

正直、バイト代を払うから代行してくれる近所の人が居ないもんだろうかと真剣に考えたものだった。

リタイアした今は、掃除もやりたい放題である。
今までお世話になったであろう分も、どこかで恩返ししようと、プラスアルファで余分め、余分めを心がけて掃除してる。
急な休みで上司や会社に気を使う事も無く、休みを取った事で滞る仕事のやりくりに神経をすり減らすことも無く、地域の方の迷惑を気にする事も無く、自分が気が済むようにやれる。
あぁ、嬉しい。

酢豚
高野豆腐
ツルムラサキのお浸し
もやしとしめじの味噌汁