今日のありがとう　2022年9月1日

うー様の話。
出血が多くなってきた(悲)
廊下やシーツに血痕がぽとり、ぽとり。
オムツを考えているけれど、今はまだしていない。
私が拭いて回れば良い。
タオルやシーツは洗えばよい。
トイレで排便や排尿をする自由を奪いたくない。
出来るだけ自然のままで生活させてやりたいという願いは変わらない。
血痕を発見するたびにドキッとする。
けれど、それも回数が増すごとに徐々に慣れてきて、ようやく冷静に見れるようになって来た。
何が起こっても逃げない、冷静に受け止めると決めたじゃないか。
現実から目をそらすわけにはいかない。

今週末には定期受診日が迫っている。
2週間に1度、抗生剤の注射をしてもらっているが、前回から10日程過ぎているので、効果が薄くなってきているのかもしれないと思った。

何しろ、うー様は病院が怖くて怖くて仕方がない。
キャリーバッグに入れようと捕まえるだけで、ガクブルで、おもらしすることも有るし、毛も大量に抜ける。
病院に連れて行くこと自体がストレスになるので、受診の回数は出来るだけ減らしてやりたいと思っている。
苦しんだり痛がったりしているわけではないので今日も迷うところ。
とは言え、出血量が増えてきているのは事実。
放っておくわけにはいかない。
結局、受診することにした。

体重は3.7㎏。
前回と変わらない。
出血の様子が分かるように、血痕がついたペットシーツとスマホの写真を医師に見せて状態を伝える。
腫瘍からの出血かもしれないけれど、腫瘍が影響して子宮にトラブルが発生している可能性が有るということだったので、エコーをしてもらった。

結果は、やはり子宮が腫れている。
中に袋状の物が見られて、濁っているので感染を起こしている可能性が高い。
腫瘍が無ければ早めに取りましょう・・・となるけれど、手術をすることで腫瘍に影響し、せっかく順調に出ている尿が出なくなる可能性が有る。
今日は、いつもの抗生剤に加えて、別の抗生剤も注射する。
これで、抑え込めたら良いけれど、今回は抑え込めたとしても、取らなければ定期的に同じような状態になると考えられ、医師としては手術をすすめる。
手術するなら、明日、血液検査をして日を決めましょう。
手術しないなら、追加の抗生剤の注射か飲み薬を続けることにしましょう。
明日迄、ゆっくり考えてください・・・。

山彦さんと相談した。
私の気持ちとしては、「6対4もしくは7対3程度で、手術する方が良いと思う」と伝えて、判断を山彦さんに託した。

山彦さんがコロナにかかり、熱が有ろうが、咳が出ようが、うー様のお世話はしなければならない。
これで、私もコロナに感染したらどうなってしまうのだろう・・・と不安ではある。

けれど、不安がっても何も状況は変わらない。

山彦さんの状態は、今日も変わらず37度台の熱と咳が続いているし、若干味覚異常は有るらしいけれど、重症化する兆しは無い。
折しも台風の影響で、天気は荒れ模様。
こんな天気の中、仕事に出掛けていたら、山彦さんは大変な思いをしたし、私も心配だったと思う。
そして、そもそも1年間頑張って来た山彦さんの体は、限界だったのだ。
「コロナに感染」は大変な事だけれど、お陰で大きい顔でゆっくり休む時間が持てて、おまけに免疫が出来たと思えば、このまま治ってくれれば有難い事なのかもしれない。

うー様の出血だって、「腫瘍からじゃなくて子宮から」なのであれば、取ってしまう選択をすることが出来る。
術後、取ってしまう事で腫瘍に何らかの影響が起こる可能性が有るとしても、それは100％のことではない。
腫瘍からの出血なら、取ってしまうという選択が出来ない事を考えると、これも有りがたい事なのかもしれない。

そして私は私で、今のところ、熱も無ければ咳も出ていない。
これも有りがたい事である。

無し