今日のうー様　2022年6月1日

ステロイドの注射を4日間して、その後飲み薬に移行したうー様。
飲み薬(プレドニゾロン５ｍｇ)になっても、何とか自力で排尿が出来ていてスバラシイ。
相変わらずうー様がトイレに行ったら、すかさず尿が出ているか？量は十分か？をチェックする日々が続いている。
自力での排尿が止まれば、すぐに病院に連れて行かねばならない。
ドキドキの毎日。
しっかり出ている時は、うー様もどこか誇らしげで、「出たよ～」と大きな声で教えてくれていると思うのは気のせいか？
飲み薬になって4日目。
医師から貰った薬を昨日無事に飲み終えた。
現在の状態を診てもらって、今日からの薬を貰う為、受診した。
結果は腫瘍の大きさは変わらず。
順調に小さくなっている・・・とは言えない状態です・・・と。
前回の受診時に、わずかに小さくなってますと言われて灯った希望の光が、一瞬にして消えた。
このまま、薬が劇的に効いて魔法のように腫瘍が無くなりました！とならない事は分かっていたけれど、そんな奇跡をどこかで期待している自分が居て、自分自身に腹が立つ。
とは言え、このまま今の投与量を続けるわけにはいかないらしい。
今日から更に4日間は５㎎、その後2.5ｍｇに減量して4日間服用。
減量して、排尿の状態と腫瘍の大きさを確認すると言う。
「8日間のどこかで排尿が止まれば、即受診してください。無事飲み終えたら、8日後に受診してください」と。

何だか、父の治療をもう一度なぞっているような気分になる。
一喜一憂。
治療の度に、検査の度に感情が揺さぶられて、私自身がボロボロになったなぁ。
戦っている父に私の動揺を悟られたくなくて、「大丈夫」と繰り返したけれど、大丈夫ではない事は父以上に理解していたから、辛かったなぁ。
その頃の思いがフラシュバックする。

私が出来る事はせいぜい神様に祈る事位。
無力すぎ。
けど、打ちひしがれている場合じゃない。
大好きなお家で、苦しくない楽しい日々を少しでも長く過ごさせてやれるのは私と山彦さんだけだから。