休日にしてはいけない事、した方が良い事

健康
休日にしてはいけない事、した方が良い事
疲労には末梢性疲労と中枢性疲労が有る
末梢性疲労は肉体の疲労の事で、いわゆる疲れた状態とは、末梢の疲労を言う場合が多いです。
休息や睡眠、バランスの良い食事で回復します。
中枢性疲労は脳の疲労の事で、主にイライラや不安、不眠などの症状として現れます。
こちらは疲労として認識されにくいです。
疲労はためると蓄積疲労となり、過労死や自律神経失調症へ移行します。
休日は疲労を回復させる日にしなければなりません。
休んだはずなのに、あれ?何だか疲れがとれていない・・・、もっと疲れた気がする・・・何てこと、有りませんか?
休日にしてはいけない事
9時間以上寝る、朝寝坊する平日の寝不足を休日に取り返そうとする人も多いですが、体内リズムを狂わせるので、帰って不調の原因になります。
例えば、休日に朝寝坊すると、「平日の睡眠中央値」と「休日の睡眠中央値」に差分が生じます。
その差がたとえ1~2時間であっても、体内リズムを狂わせ、心身にさまざまな影響を及ぼすことが明らかになっています。
このズレのことを、ソーシャルジェットラグ(社会的時差ボケ)と言います。
体にも脳にも良くないのですね。
では、どうするか?
休日もいつもの時間に起きて、昼寝で補う方が良いようです。
但し、昼寝をし過ぎて、夜に眠れなくなっては元も子もなくなります。
目安としては、「15時までに2時間まで」です。

だらだらする
普段の生活では、夜間副交感神経が優位になり、昼間は交感神経が優位になります。
昼間にだらだらすると交感神経優位に切り替わらず、自律神経が乱れます。
また、だらだらしていること自体に罪悪感を持ってしまうと、脳の疲労は回復しません。
外出せずに家で休養すると、人と会うチャンスが無くなります。
笑ったり、話したりして気分転換をすることは脳の疲労の回復を助けます。
引きこもるとチャンスが減るので、脳の疲労は回復しずらくなります。

仕事をする
体も脳も休めません。
絶対にやめましょう。

休日にした方が良い事
軽い運動
散歩や買い物、入浴など。
頑張らなくて良いです。
自然と触れ合う

日中に太陽の光を浴びると、夜の時間帯に、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌が増えることがわかっており、体が自然と休息態勢に入ります。
体内リズムを整えるためですね。

新しいことにチャレンジする
行ったことが無いカフェに行く、食べたことが無い物を食べてみる等、些細な事で良いです。
休日に新しい事を学んだり、チャレンジした人は、休日の満足度が高いそうです。
新しい事にチャレンジしたという達成感が満足度に繋がるのですね。
達成感は不安な気持ちやイライラを逃してくれます。
脳の疲労の回復に役立ちます。

バランスよく回復を
貴方の疲労は末梢性ですか?中枢性ですか?それとも混合型ですか?
体だけ元気になっても、心だけ元気になっても、本当に回復したとは言えません。
睡眠や栄養で体を回復させて、いつもと同じ時間に起きて日光を浴びて散歩し、行ったことが無いカフェに行って、初めてのメニューを試したり、読んだことが無い作家の本を読んでみるのはどうでしょう?
散歩から帰って来て、新作の映画を見るのも良いですよね。
休日は、まずは心にも体にも悪い事は避けて過ごしましょう。
さらに出来るなら良い事を取り入れて元気になって下さいね。

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