鮎屋の滝等…淡路島に行ってきました

西海岸に有ります。
素晴らしい景観で、パワースポットだそうです。

奇岩の上を散策することが出来ます。
柵がないので、ちょっと冒険気分も味わえます。
自然ってすごい。
「地球に生まれて良かった～。有難う～」なんて海に向かって叫びたくなる場所でした。
というか、周りに誰もいなかったので、実際叫んでみました。
小さな展望台も有り、絶景でしたよ。

ここは凄いパワーを感じる場所でした。
https://www.awajishima-kanko.jp/manual/detail.html?bid=248
前日が雨だったためか水量が豊富で、飛び散る水しぶきと轟音の迫力に圧倒されました。
眼を閉じて、水蒸気を感じながら水の音に集中すると、滝にうたれたわけでもないのに滝行をして身を清めていただいたかのような気分でした。
知らなかったのですが、実は心霊スポットのようですね。
振り返ると白い着物を着た女性の幽霊が頻繁に見られる…とか。
絶対に振り返るな…なんておっしゃる方もいるんだそうです。
私達は、振り返るどころか、一旦通り過ぎた後に、もう一度見たくて引き返したのですが、何も起こりませんでした。
知らないって恐ろしい…。
夏には蛍が飛び交うような自然あふれる場所。
お天気が良かったので、陽の光が差し込んで、巻き上げられた水蒸気がきらきらしてて、幽霊が出るような鬱蒼とした感じよりも、厳かな波動、神聖な空気を感じました。

龍と小さな神様の物語が書かれています。
龍の健気さに「じーん」となります。
どこかの忠犬のようです。
お手水が龍神と言いながらタツノオトシゴなのも、なんというか母性をくすぐられますね。
龍は洞窟の中に祀られています。
その洞窟の中から入り口を振り返ったのが２枚目の写真。
「シルエットが淡路島だ」と評判だそうです。
この洞窟は、防空壕として使われていたようで、数年前までは廃跡だったのを整備して今の状態にされたとのこと。

真言宗の寺院です。
御本尊は薬師如来様でした。
特徴的なのは、こちらの建物が安藤忠雄氏の設計したものだということ。
コンクリートの壁で覆われて、薬師如来様が祀られているのは地下で、天井は蓮池になっています。
夏には、咲いた蓮の花が池の水面を覆うのでしょうが、まだ２つ３つ咲いているだけでした。
メダカのような小さな魚が泳いでいるのをぼんやりと目で追っていた時でした。
「あ、お、ぅ」
山彦ちゃんが言葉にならない声をあげます。
何事かと目を向けてみると、蓮池に手を入れようとしている山彦ちゃんがおりました。
「‼‼‼」
なんと、てんとう虫が溺れているじゃないですか。
慌てて葉っぱに乗せて救出。
一旦は、コンクリートの上に乗せたのですが、羽が濡れていて飛べそうにありません。
近くには、トカゲもいましたので、更に近くの木の葉っぱに移動させます。
お参りを済ませて、帰りに確認すると、まだ同じ場所で羽を広げて乾かしていました。
「ふぅ。危なかったぁ…」なんて言ってそうで、笑っちゃいました。
外観とはうって変わって、内装は神社の鳥居を思わせるような朱色の板と格子戸で構成されていて、陽が入れば、暗闇の如来様の後ろから、ふんわりとたっぷりと光が差すように狙って作られているんだろうなと思いました。

私達は、「淡路島食堂MARUWA」さんで、鱧とえびのフライセットを頂きました。
同じものを２つオーダーし、ごはんを「山彦ちゃんのぶんだけ大盛にしてほしい」とお願いしたところ、気持ちよくしていただけました。
で、待っていると、お店の方がやってきて「同じものを２つ注文してくださったので、ソースを違うものにしましょうか？と声をかけて下さいました。
せっかくの申し出だったのでお願いしたところ、オリジナルとデミグラスソースの２種類が登場。
どちらも自家製だそうです。
おかげで、ボリューム満点で、１度で２度美味しい思いを味わってしまいました。
嬉しい心遣いでした。

キッチンカーも沢山出店されていて、愛犬と一緒にハンバーガーやビールを楽しんでいる方もおられましたよ。
なお、夕日が落ちる時間は、とてもロマンチックな場所になる模様。

最近、山彦ちゃんが「まめまるファーストだから」と良くいうのです。
私の希望を叶えてあげたいと思ってくれているらしい…。
「まめまるがぐずるから」って笑いながら言うのです。
今回の旅も、私が好きそうなところばかりでした。
なんかね。
気持ちが嬉しいです。
惚気てすいません。

帰りながら、たこせんべいの里でおせんべい、道の駅で岩海苔、ちりめんの佃煮、にんにくの芽、筍、ひじき、酒かす、チーズ竹炭ちくわを買いました。
帰宅後も買ってきたものを消費しながら、しばらく旅の余韻に浸ります。

淡路島、最高です。