2023年6月26日のお買い物とごはんと幸せごと

雑記
お買い物
かつおのたたき 136円
さくっと食パン 98円
冷凍白身フライ 6枚入り 398円
アボカド 98円
税込み合計 788円
ごはん
ハンバーグ・こふきいも・ズッキーニのソテー
鰹のたたきのカルパッチョ風サラダ
豆腐とわかめの味噌汁
ごはん
幸せごと
6月21日に大好きなベニシア・スタンリー・スミスさんが72歳で亡くなられました。
最後は誤嚥性肺炎のためとの報道でした。
彼女は、伝統ある英国貴族の家系に生まれ育ちました。
まるでお城のような豪邸で遊んだり、駆け回ったりしていた小さな頃、屋敷の召使いと話してはいけないというルールに疑問を持ったことがきっかけで、貴族としての暮らしに違和感を感じだしたそうです。
19歳で祖国を離れます。
バックパッカーのようなことをしながら、インドを経て1971年に来日。
1978年に京都で英会話学校を開きます。
1996年に大原の築約100年の古民家に家族で移住。
山里の四季の移ろいの中でハーブや花を育て、イギリスと日本の伝統文化をこよなく愛し、大切に守り、自然の中で自然と生きる暮らしをエッセーや講演、テレビ番組を通じて紹介してきた人です。

そもそもが裕福な家庭で生まれ育っているからでしょう。
日々の暮らしの中で大事に使われている物は、調理器具や、食器、家具、日用品など全般にわたり上質な物でした。
イギリスの伝統的なお菓子を作れば、その出来栄えや盛り付けに使われるお皿、そして添えられるクリームやお庭で採れたハーブを見ているだけでうっとりしました。
イースターなどの行事を紹介されると、まるで自分も一緒に楽しんでいるかのような気分を味わいました。
ハーブを使って化粧品を作り、柿渋で家具の防虫を施し、ドライハーブでサシェを作り、イングリッシュガーデンでハーブティと手作りのクッキーを頂き、絵を書き、エッセーを書き、庭にやって来る鳥を愛でて…。
京都の大原という、まさに日本の中の典型的な日本とも思える土地で、日本の古民家に住みながら、イギリスと日本の伝統を尊重しながら生きる。

現代の生き急ぐような目まぐるしい日常を良しとせず、日々の移ろう自然を愛し、何てことない日常生活を大切にし、丁寧に生きる。
なんて贅沢な生き方なんだろうと思いました。
まさに私の憧れでした。
リタイア後の指針とも言える憧れの生活でした。
72歳という早すぎるお知らせが残念でなりません。

彼女のような生き方が有るのだと、そんな生活をしても良いのだと知れたことは、私にとって幸せなことでした。
ご冥福をお祈りしたいと思います。

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