2023年7月29日~31日のお買い物とごはんと幸せごと

雑記
お買い物
31日
コープサンドロール キヨミオレンジ 88円
生椎茸 198円
皮なしウインナー 178円→89円
カットパイナップル 98円
アボカド 98円
オクラ 128円→64円
あさりむき身 138円
そば 318円
税込み合計 1178円
ごはん
29日
かす汁
鰯の缶詰
ごはん
30日
実家にて
31日
天ざる
あさりご飯
これ、お気に入りです。
ちゃんとお蕎麦の味がします。
幸せごと
なぜか外出する度に、色んな人に声を掛けられる私。
これが妙齢の女性なら、男性からのアプローチなんてことが多いのだろうけれど、私の場合は老若男女問わず、何しろ声を掛けられる回数が多い気がします。
例えばある日の話。
その日は、友人とお茶をするために出かけた日だった。
自宅近くからバスに乗り、駅前で降りて駅に向かう私。
歩いていると、高齢の女性に「筆ペンを買いたいので市民ホールに行きたいのだけれど…」と。
市民ホールに筆ペンを買いに行く?
意味が分からないけれど、相手は母と同じくらいの年齢と思われる。
「知りません」と断るには心が痛む。
仕方がないので、場所を検索して、市民ホールまでお連れした。
幸いホールの入り口まで案内しても、10分も掛からない。
どうやら、何かのイベントが有って、筆ペンの販売も行われているようなお話だった。
母も、こうして誰かに助けてもらうことが有るに違いない…なんて思わせてもらった数分間だった。
何度も「ありがとう、助かったわ~」と笑顔で振り返りながら言って下さる姿に嬉しくなった。
これは純粋に道を尋ねられたバージョン。
女性と別れて、最寄りのJRの駅に向かった。
改札近くまで行くと、沢山の人があふれている。
どうやら人身事故が有ったようで、電車が止まっているらしい。
この駅は、JRのほかに私鉄も乗り入れており、目的地には私鉄でもたどり着ける。
友人にプレゼントを買うために、かなり早く家を出ていたので多少の時間の余裕は有るけれど、再開の目途が立たないようなら私鉄で行こうかな?などと考えながら、先にプレゼントを買うことにして改札を一旦離れた。
プレゼントを買って再び駅に戻ってみると、どうやら運行が始まっていて、遅ればせながら電車に乗れた。
けれど、車内は大混雑。
それでも、目的地までは15分ほど。
耐えるしかないと覚悟した。
人波に押されて、車両の奥へ奥へと追いやられて、到達した場所は4人掛けのシートの近くだった。
2人づつが向き合って座るスタイルのボックス席。
片方は、中年男性とOL風の女性。
女性は、真剣な顔でスマホを物凄い勢いで操っていた。
電車の遅延を誰かに報告しているのだろうか…。
中年男性は、競馬新聞とメモ用紙と鉛筆をカバンから出したり入れたり、畳んだり広げたり、かぶっているベレー帽を脱いだり被ったり。
始終せわしなく体を動かしている。
この男性の動きが面白くって、私は失礼にならない程度に、ちらりと観察していた。
席の反対側には中学1年生と言ったところか?
男の子の二人組が隣同士に座っていた。
ジャージ姿。
どうやら、彼らは同じ部活の友人らしい。
電車の遅延を気にしつつも、二人一緒だからだろうか?「仕方ないよね~」などと話す声に余裕が感じられる。
電車が動き始めて1駅過ぎてすぐの事だった。
中学1年生の男の子のうちの一人が、「あのー、ぼく次の駅で降りるんです。だから席をどうぞ」
そう言って、なんと席を譲ってくれた。
中年男性の動きに気をとられていたので、一瞬理解が出来なかったけれど、どうやら好意で早めに私に席を譲ってくれようとしているらしい。
可愛いい言い方に笑ってしまって、断ろうと思った。
けれど、考え直して「ありがとうね。嬉しいわ~」と言って有難く申し出を受け、座らせてもらった。
実際、車内は大混雑で、重めの荷物を持っていたので助かった。
とは言え、彼らから見れば母親より明らかに年上で、どちらかと言えば祖母に近い年齢かもしれないけれど、席を譲らないと足元が危ないと思われる年齢でもない私。
見るからに病弱そうにも見えない私。
そんな微妙な私に、何故声を掛けてくれる気になったのかは不明だけれど、彼らが数分後に到着した次の駅で本当に降りて行ったので、ただそんな気分だったのだろうなぁと理解することにした。
先ほど、高齢の女性を案内して母を思ったように、彼らもまた、私を見て祖母や叔母といった近い存在の家族を思ったのかもしれないなぁなんて考えたりもしたのだった。
これは意図不明バージョン。
友人とのお茶会は、いつも通り楽しく過ぎた。
帰りに晩ごはんの買い物をするためにスーパーに寄った。
お魚売り場でヒイカを見つめながら、煮つけにしようかなぁなどと考えていたら、声がした。
「変なことを聞くのだけれど、パン売り場ってどこですか?」
声の主を振り返ると、同じくらいの年齢と思われる女性の姿。
「え~と、まっすぐ行かれて左手側ですね」
そうお伝えして別れたのだけれど、私は店員さんでもない。
いや、良いのよ。
パン売り場、知っているし。
けど、彼女から見れば、私は目が有ってないどころか後ろ姿だったはず。
普通、ヒイカをガン見している他人にパン売り場の場所って聞かないような気がするのよ。
ひょっとして、私に似た誰が他の知人かも?と思ったけれど、いまいち自信が無かったから、パン売り場を聞くふりして確かめた…とか?
だとしたら、これは確認バージョンだろうか。
こんな風に、1歩家から出ると知人でも友人でも無い色んな人に話しかけられる。
アドカドを選んでいると、食べごろを聞かれる。
牛乳に手を伸ばせば、「牛乳も値上がりしましたねぇ」等と世間話になる。
お花を買おうと見ていると、「これが良いわよ」とベテランさんらしき方からアドバイスをいただける。
いろんな声掛けバージョンが有るけれど、私は話しかけやすそうな雰囲気だと言うことは間違いなさそうなのだった。
若いころは面倒だし嫌だなぁなんて思っていました。
けれど、おかげで、少し誰かのお役に立てたり、誰かのお世話になったり、誰かがお得な情報や小さな幸運を運んできてくれたりする。
最近は、これって凄く幸せなことなのでは?と思うようになったのでした。

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