2023年8月4日～7日の幸せごととお買い物とごはん

先日、高額のお買い物をしました。
その物とは、ズバリ土地です。
旅行でも宝石でも車でもなく土地。
そう、土地なんです。

因みに、自分たちが住むための家の為の土地では有りません。
じゃ、何故？
不動産投資でもするつもりかい？
ですよね？
いえいえ。
そんなつもりは1ミリも有りませんし、そもそも不動産投資をするような知識が有りません。
不動産投資するくらいなら、株式でも買う方が流動性が良いので気楽だと思っているくらいです。
では、何故？
ですよね。

元をただせば、昨年の父の旅立ちに有ります。
昨年4月に父が旅立ったので、年末に母と妹と私の3人で父の遺産の相続を行いました。
といっても、相続税を支払わなければならないほどの遺産ではないので、揉めることも無く仲良く分け分けしたのですね。
その結果ですね、私は祖母が建てた築50年？60年？オーバーの、しかも借地の古家を受け継いだということなんです。
それは古民家なんて小洒落たものでは有りません。
はっきり言って、「ぼろ家」です。
しかも借地。
負動産の匂いがプンプンですね～。
ですが、その家は祖母がまさに命がけで守った家で、私が生まれ育った家で、私としては思い入れが有ったのですよね。
だから、やむにやまれぬ状況ならいざ知らず、出来れば解体とか売却とかはしたくなかったのです。
なので、受け継ぐことにしました。
でですね、その土地の地主さんから「高齢のため生きている間に土地を手放してスッキリしたい」と連絡が有りまして、紆余曲折が有ったものの、最終的に私が購入することになったという訳なのです。
因みに、物件代金に諸経費、税金を合わせると700諭吉ほどのお買い物でした。

最近、そんな大きい買い物をしていない小市民なので、契約日の前の晩はドキドキして眠れませんでした💦
今は思い入れがどうたらこうたらと言っておりまして、売るつもりも解体するつもりもない私。
けど、もしも将来的に売りたいと思う時がやってきたら、借地では売りにくいです。
だから、将来売りやすくするためということで、いうなれば自分の為の買い物です。
とはいえ、祖母も父も手に入れられなかった土地を私の代で手に入れられたということは、祖母や父に対しては嬉しい報告になるはずです。
お盆前に契約が終わったので、祖母や父が家に帰ってきたら、大きい顔して報告できますね。
地代が上がるかも？数十万単位の更新料がかかるかも？新しい地主さんが良い人だとも限らないし…と心配していた母や妹も安心させてあげられるはずです。
自分と周りの人を幸せにしてあげられる出費だったので、大きな出費でしたが、良いお金の使い方だった、幸せなお金の使い方だったと思っています。
そう思えば、不思議なことに今年は、積み立てしている投資信託の含み益が例年に比べると順調に増えています。
700諭吉は700諭吉の出費で、その金額自体が変わるわけじゃないですし、私にとっては大きな出費には違いないのですが、下げ相場での出費に比べると気分的には少し楽だなぁと思うのです。
含み益なんて水物だから、あてにしてはいけないのですが、これが資産がグングン減っている中での出費だったら、もっと気分的にはしんどかったに違いありません。
そして、契約日の8月4日は、大何と大安と一粒万倍日と天赦日が重なるトリプル開運日だったそうです。
羽生結弦選手の入籍報告でも話題になっていましたね。
これも、当初は7月に契約の予定だったのですが、司法書士さんの御都合も有り、この日に変更になったのでした。
それが、たまたま、まれにみる開運パワー日だったということなのです。
契約日が決まってから、そのことを知ったのですがとても驚きました。
そして、感謝すべきは山彦ちゃん。
彼は、私がそんな出費をすると報告しても、反対しないのです。
今回の支払いは私個人の資産からの出費ですが、夫婦だから報告はしますし、理解をしてもらう努力はします。
この状況では、世の中には反対するご主人がおられると思いますが、山彦ちゃんは一切反対しないですし、もし、これが魔法のツボを買う話で私が全財産を失ったとしても、責めることも無い、むしろ「自分が養ってあげるから大丈夫」と言ってくれる、そんな人なんです。
現実問題養えるかどうかは別として、そんな風に言ってくれるし、「貧乏でも我慢してね～」などと笑ってくれるのです。
有難いなぁと思います。
きっと、全て父と祖母が応援してくれているだろうなぁと思っています。