「人は、生まれてきたら幸せになる権利が有るのではない、幸せになる義務が有る」
そうなんだって。
ハッとした。
「幸せになる」にベクトルを向けて、目標を「幸せになる」に置いて。
義務だから、ねばならないだから、それに向けて努力しないといけない。
なってもならなくても良いんじゃない。
ブレちゃいけない。
何を当たり前な事。
そうだよ。
結婚する時だって「幸せになります」って言う。
皆、幸せになりたいから日々頑張っている。
幸せになるために努力している。
そのために、勉強して、仕事して、結婚して、子供を作って、家を買って、お金をためて、健康に気を配って。
その努力の先に幸せが有ると思うから、目標に向かって努力する。
ケド、私は。
ハッとした。
努力の先に幸せが有ると信じてた。
先の先の先、ず～っと先に幸せが有るに違いないと信じて頑張ってきた。
だから、今が辛くても、苦しくても、過程だから当たり前。
その頑張りに対するご褒美に、ずっと先に幸せが有るのだと思っていた。
努力なんだから、楽しくなくて当たり前。
むしろ楽しむなんて真面目にやってない証拠位に思っていた。
猪突猛進。
目標が遠すぎて、いつしか焦点が「幸せになるための過程の方」に変わっていた。
最終目標「幸せになる」を見失って。
「健康になる」「家を買う」「お金を貯める」「仕事を頑張る」「勉強する」・・・。
それぞれが目標になって、肝心のその先に有るはずの「幸せになる」を見失っていた。
健康になっても、家を買っても、お金をためても、仕事を頑張っても、勉強しても、結婚しても、子供を産んでも、その先に「幸せになる」が無ければ、意味ないじゃん。
ね。
最終目標は、「幸せになる」。
そしてそれは義務。
人は幸せにならないといけない。
だから、幸せになるために、沢山時間を使って良いし、お金を使って良い。
幸せになるために必要な過程は人によって違う。
勉強する事だったり、結婚する事だったり、子育てする事だったり、貯蓄する事だったり、仕事する事だったり。
皆それぞれ違うけれど、それが辛くて苦しい物で有る必要は無い。
その辛い、苦しいが大きくても、大きい幸せが待っている訳じゃ無い。
むしろ過程が幸せなら、最終目標をクリアしたようなものだよ。
そうなんだよ。
幸せになるために、生まれてきて。
そのために、いろんな努力して。
けれど、勉強が辛い、仕事が辛い、子育てがしんどい、お金が貯まらない、家を買ったけどローンが払えなくなった、結婚したけどうまく行ってない、健康を意識しすぎて食事が楽しめない。
良いんだよ。
勉強しなくても、仕事が出来なくても、子供が居なくても、お金が無くても、家が無くなっても。
「幸せ成績」は、全部あるけど幸せじゃない人より、全部ないけど幸せな人の勝ち。
過程はあくまで過程で有って、最終目標じゃない。
目標を見失っていた。
これからの私の目標は、「幸せ成績を上げる事」
コメント