あざとかわいい

うー様

朝から、うー様が甘えん坊全開。
掃除してようが、洗い物してようが、ご飯食べていようが関係ない。
スイッチが入ったようにニャゴニャゴと騒ぎ、一緒に寝ようと誘う。
えっ?お嬢さん、今起きたばかりですが?
そんな私の心の中なんて知らない。
自分の希望をあくまで全力で全身で押し通す。ドスコイ。
言葉を話せないうー様が全力で伝えようとするので、全力で理解しようと頑張る私。
希望が叶えられる迄、引っ付いて、まとわりついて、ちょいちょいして、だっこをせがんで、結局私を意のままに操ってしまう。スゴイ。

「あざと可愛い」そんな言葉が浮かぶ。
あざと可愛いとは、「あざとい」+「可愛い」の造語らしい。
あざといとは、図々しく抜け目がない事、小利口であること。
可愛いは愛らしく魅力があること。
まさに、うー様の為に作られた言葉。
本来ネガティブな言葉である「あざとい」が、見た目の可愛さと、希望を叶えるためにあらゆる手を尽くす姿に心奪われ、胸打たれ、ポジティブな言葉に代わる。
何というミラクル。

うー様が生まれながらに備えているこの技を、せめて30代の頃に私が習得していたら・・・とか。
いやいや、「可愛い」が前提条件だから、技を使うシーンは無かったか・・・とか。
いやいや、「可愛い」は主観だから、まんざら無かった訳でも無いんじゃ・・・とか。
妄想が広がる。
広がる。

さて、ぴったりくっついて、気持ちよさそうに眠っているうー様を起こさないようにトイレに行くには、どうしたものか。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました