うー様の治療費まとめ 2022年4月~9月

うー様

うー様に排尿困難の症状が出たのが今年の4月の事でした。
令和元年の11月にも同じような症状になり、結石用の食事療法を続けていた中での再発でした。
当初は、やはり結石だろうと言う事で、その為の治療をしました。
ところが、かかりつけ医院が休診時に、別の病院にかかったところ尿道周囲に腫瘍が有る事が分かりました。
そこからは、腫瘍を小さくするための薬物療法をメインに行いました。
8月には出血も始まりました。
腫瘍から出血しているのだろうと言う診断で、腫瘍を外科的に取る手術を検討しました。
けれど、外科的な手術をすれば尿道を取ってしまう事になるので、お腹に穴をあけて、膀胱からチューブを通し外に排泄させ、ハルンバックをぶら下げる事になると言う事でした。
事故などで機能的にそういう処置を必要とする子の場合でも、お腹に穴をあけるので、創部の感染症で1年から2年で命を落とす子が多いそうです。
ましてうー様は腫瘍が有ります。
おそらくそれより余命は短い。
医師にそう説明を受けました。
医師は、「手術をする判断をしても、しない判断をしても、それがこの子の為に一番良い判断だったと後悔しないように、家族で良く話し合ってください」と言って下さいました。
迷いました。
山彦さんと意見が合わず喧嘩もしました。
山彦さんは、どんな姿になっても生きていて欲しいと願いました。
けれど山彦さんの気持ちは良く分かれけれど、思う様に排泄したりキャットタワーに登ったり、ベランダでコロコロしたり出来ず、介護服を着せられて、チューブに繋がれてもエリザベスカラーを付けた状態で寿命が多少延びたとしても、それがうー様にとって幸せだとは私にはどうしても思えなかったです。
私達の人間の生きていて欲しいと言うエゴとしか思えず、例え明日排尿出来なくなって虹の橋を渡ることになっても、猫として、猫らしく生きる時間を大事にしてやりたいと願う私と意見が合わず、「そんなに殺したいのか?」とまで言われました。
そんはず無いですよね。
大事すぎて、うー様の幸せを願えばこその判断でした。
結局私の気持ちを理解し、私の気持ちを通してくれました。
そうこうしているうちに、出血が腫瘍からでは無くて子宮からのようだと分かってきました。
9月に子宮を摘出する手術を行いました。
術後、心配されていた排尿困難は今のところ起こらず、腫瘍が無い子と変わらない速さで順調に回復しました。
9月24日には抜糸を終え、おしっこが何とか出ているのを確認しました。
腫瘍を取り除く手術を受けないなら病院で出来る事は無いと言う事なのでしょう。
「再び症状が出るまで一旦治療を終了しましょう」と言って頂けました。
10月15日現在、うー様はちゃんとおしっこしてうんちして、ご飯食べて、猫として猫らしく、自由に動き回る生活を送れています。
けれど、うー様のお腹の中に腫瘍が有る事は変わらず、いつまた全くおしっこが出ない状態になるかもしれません。
毎日、毎日、おしっこが出ている事に安堵し、感謝し、一緒に過ごせる時間を大事にして暮らしています。

で、やって来るとは思っていなかった治療の終了が一旦でもやって来たので、ここで4月から9月の5か月間に掛かった治療費を計算してみました。

4月 小計2万4392円
16791円:レントゲン・エコー・尿検査・内服薬・注射ステロイド
4499円:エコー・内服薬・注射ステロイド
3102円:内服薬

5月 小計2万5105円
550円:再診料のみ
ここから病院を変わりました。
14885円:導尿・尿検査・直腸検査・注射ステロイド
1790円:注射ステロイド
1790円:注射ステロイド
6090円:注射ステロイド+抗生剤

6月 小計10万0751円
1673円:直腸検査+内服薬ステロイド
11458円:導尿+直腸検査+内服薬ステロイド
17954円:レントゲン+血液検査
52599円:全身麻酔によるダイナミックCT+カテーテル留置
4160円:カテーテル留置の為の縫合+食欲増進薬
844円:食欲増進薬
4823円:注射抗生剤+食欲増進薬
6080円:膀胱カテーテルの留置
580円:再診料のみ
580円:再診料のみ

7月 小計1万328円
5769円:注射抗生剤
4559円:注射抗生剤

8月 小計9228円
4559円:注射抗生剤
4559円:注射抗生剤

9月 小計15万4194円
9962円:エコー+注射抗生剤
3526円:鏡検による一般検査+内服薬抗生剤
18071円:エコー+内服薬抗生剤+血液検査
118609円:卵巣&蓄膿子宮摘出術+それに伴う入院代+留置針による血管確保代+麻酔+麻酔前投薬+細菌検査+エリザベスウエア等々
853円:消毒・ガーゼ交換
1160円:消毒・ガーゼ交換・内服薬抗生剤
1160円:消毒・ガーゼ交換・内服薬抗生剤
853円:抜糸

合計32万3998円(凄)

計算しなければ良かった・・・と思う位、まぁまぁの金額ですね。
でも、命には代えられません。
我が家は決して余裕がある家庭では有りませんが、もし命が助かるというなら金額は問題ではありません。
今回は、うー様の為に毎月積み立てていたお金に、私達の旅行の為のお金、メルカリで売った数千円の臨時収入等で対応しました。

これですっかり完治なら嬉しいのですが、残念ながらうー様は腫瘍と同居中です。
今後も沢山費用が必要になるでしょう。
半ばやけっぱち気味ですが(笑)、「必要な物は仕方がない。いくらでも掛かってきなさい」と鼻息荒く立ち向かう所存です。

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