今日のありがとう 2022年10月29日

雑記
今日のありがとう
一週間前から続く体調不良。
症状は頭痛とのどの痛み、鼻詰まりに変わって来た。
頭痛が有るので、それに伴って軽いめまいと気分不良が出てきた。
乗り物に乗ろうものなら吐いてしまうに違いない感じ。
母の事が気になるけれど、明日も実家には行けそうにないなと早めに決心し、妹にその旨を連絡した。
「あー、しんどい」
椅子に腰かけて、大きく息を吸い、続けて更に深く長く息を吐く。

とは言え、山彦さんもぎっくり腰が良くならず、自宅療養中。
掃除も洗濯もしなければならないし、ご飯も作らなければならない。
テーブルに両腕をのせて、おもむろに両手でこめかみを左右からグリグリしながら、心持ちトーンを上げて「主婦は大変だな~」と呟いてみる。
丁度コーヒーを入れにやって来た山彦さんにも「体調が悪くて苦しい」と訴えてみる。

ネガティブな言葉はあまり好きじゃない。
しんどいのはみんな同じ。
大変なのも疲れているのも誰だってそう。
私がネガティブな事を言えば、周りに伝染しそうで、嫌だった。
どんな時も自分の感情を表に出さず、平気な顔して元気にふるまうのが正義だと信じていた。
少しの体調不良で仕事を休む同僚を見ながら、「なんて大袈裟なのだろう。少し我慢して仕事すれば皆に迷惑が掛からずに済むのに」と思っていた。
ところが、これは自分に嘘をつく行為だった。
「自分に嘘つくって、まんまじゃん」と言われそうだけど、いい年した大人が、家の外で弱音を吐くのはみっともないし恥ずかしいと思っていた。
まさか、自分で自分に嘘をついているとは思ってなかった。
だから、しんどくても辛くても「大丈夫、平気」と言い続け、自分に嘘をつき続けた。
嘘をつき続けると、不思議な事に、脳みそは嘘を本当だと認識する。
口に出せば、

体や心がつらい→「つらい」と口に出す→脳が休憩が必要と認識して休む行動をとる
という流れになるのに、
口に出さないと、
体や心がつらい→「大丈夫、平気」と口に出す→脳が休憩は必要なしと判断して休養しない
と言う流れになる。
でも、実際は強がっているだけ。
本当は心や体がつらくて休養が必要なのに休まない状態が出来上がる。
で、自分に嘘をついているこの状態が続くと、ある時自分をだましきれない程体調が悪化して、強制的に嘘が付けない状態になってしまう。
「疲れた、辛い、もう駄目だ、何もかも放り出してしまおう」と。

愚痴や弱音を吐いたりネガティブな言葉を口にするのは勇気がいる。
周りを暗い気持ちにさせたくないし、変に気を遣われるのも嫌だけれど、そんな気持ちで自分に嘘を吐くと取り返しがつかない未来に繋がると身をもって知って、弱音を言葉にするように心掛けるようになった。
但し、それでも誰もいない所で。
部屋に独りの時、湯船につかりながら、トイレに腰かけて。
「あー、疲れた」「あーしんどい」と、辛い時は声に出してみる。
そして、周りに軽々しく「大丈夫」と言わないようにした。
それでも心配は掛けたくないから、「辛い」とは言えない。
でも、「大丈夫、平気」と言う代わりに、大丈夫じゃない時は「まぁまぁよ」と言うように変えた。
少なくとも自分に嘘を言わないようにした。

自分に嘘をついて、自分を追い詰めていませんか?
自分で自分を苦しめていませんか?

誰もいない所でなら、ちょっと本当の気持ちを声に出しても良いじゃない?
そして、声に出せたら、その声は決して無視しないで、「そうか、私って今辛いのだな。疲れているんだな。休養が必要なんだな」と素直に認めて、自分を労わってあげなくちゃ。
本当の自分の声を聞いてやれるのは、自分だけだから。

私は今、山彦さんに対しては強がらずに「辛い」と言うようになりました。
山彦さん、「聞いてくれてありがとう」です。
何のリアクションも無い時も有りますが、それで良いのです。
自分に嘘をつかない。
山彦さんにも嘘をつかない。

嘘をつかない範囲をあせらず少しづつ大きくして行こうと思っています。

今日の晩御飯

唐揚げ定食

鶏のから揚げ
サラダ
豆腐と長ねぎと小松菜の味噌汁

 

日のお買い物
得正カレーうどん 2人前 214円
マルちゃん エビシュウマイ 99円
ミックスナッツ 200g 298円×2個
鶏もも肉 301円
サニーレタス 半分 88円
食パン 98円×2個
 税込み合計 1613円

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