今日のありがとう 2022年8月7日

今日のありがとう

このところ毎週日曜日は山彦さんが仕事が休みで、うー様を見てくれるので、私は自分の実家に帰る。
父が亡くなり、一人暮らしとなった母が寂しがるから。
とは言え、私達との同居は嫌らしく、寂しい寂しいと言いながら、今の住居を変える気は無いらしい。
週に一度は会いに来て欲しいと所望されている。
一方で、どこかで一人の気ままな暮らしを楽しむ余裕が出てきた様子も伺える。
母にとって大きな変化は、何といっても料理をしなくて良くなったこと。
母一人食べるだけなら、その日に食べたいお惣菜をその都度買う方が作るより経済的だし、火を使わないから私は火事の心配をしなくて良い。
お惣菜屋さんやスーパーであれこれ買って、ご飯が食べたければパックのご飯をレンジでチン。
時にはパン屋さんでパンを買って、気ままに食べるのは純粋に楽しそうで、なんなら羨ましい。
それでも長年、家族の為に料理をしてきた習慣は私達が実家に集うと復活し、母が食べさせたいと思う物を大量に作っては皆に振る舞い、残ればお土産としてタッパーウェアに詰められて、手渡されることになる。

今日は、父と母が家族ぐるみで仲良くしてもらっている女性が、娘さんと一緒にお参りに来てくれた。
娘さんは私と同級生で同じ小学校だった。
所謂、幼馴染である。
子供の頃は、家族ぐるみでキャンプに行ったり、旅行したり、お祭りに参加したりと共通の思い出が多い。
結婚しているけれど近くに住んでいるので、いつでも会えそうなものだったけれど、私は仕事が、彼女はご主人様の両親の介護が忙しく、実際は何年も会えていなかった。
どういう巡りあわせか父が亡くなった頃、彼女の身内にも御不幸が有り、今日やっと会う事が叶ったという訳だった。
お互い50代になり、少し疲れて、すこしよれよれになり、少し苦労した状態での再会。
気恥ずかしい思いは最初だけ。
たちまち昔に戻り会話が弾む。
あぁ、これもまた父が「今までお互い忙しくて疎遠だったけれど、再び御縁を復活させなさい」と機会を用意してくれたんだなぁと思った。
ラインを交換し、また会おうと約束する。

父よ、ありがとう。

今日の晩御飯

スーパーでお弁当せっと

お弁当
今日のお買い物
スーパーのポイント使用で、支出は無し。

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