今日のありがとう 2022年9月14日

うー様
今日のありがとう
うー様の子宮摘出手術の日だった。
手術中、胃酸を含む内容物が食道内に逆流することによって食道炎が誘発されることが有るらしく、昨日の21時以降は絶食の指示。
あまり、ガツガツした所が無いけれど、朝は毎日ウエットタイプのご飯をスプーンに1口食べるのが日課になっているので、「ご飯は?」と言う顔で見上げるうー様が切ない。
術後、手術の影響で再びおしっこが出なくなる可能性も有ると言われており、管無しの自由な生活は今日までかもしれぬと思えば、「ベランダに行きたい」と言えばベランダに連れて行き、「散歩に行きたい」と言えば散歩に連れてゆく。
「撫でて」と言えば撫でて、「だっこして」と言えばだっこする。
叶えてあげれる希望は、全部叶えてあげる。
後になって、「あの時してやれば良かった」と後悔しないため。
うー様の為にしている風に見せかけて、実は自分の為である。朝8時45分の診察開始に合わせて、うー様を病院に連れて行った。
術前の診察を受けて、入院となる。
夜中に2回吐いたことが気になって、医師に報告したけれど、絶食すると吐く子がいるらしく、珍しくない様子。
予定通り手術することになった。
「13時から14時に手術を開始します。
術中何か変化が有れば連絡をしますのですぐに来てください。
予定通り進めば連絡をしないので、夜間診の時間に受診してくれたら、面会して、手術に関する説明をします」

手術自体は腫瘍を触らなければ、30~40分程度で終わるので、15時までに連絡が無ければ、予定通りの処置が出来て、イレギュラーな事態が起こっていないと思って良いらしい。

診察後、うー様を預けて、私は一旦自宅に帰った。
うー様のいない自宅。
うー様が入院中に、うー様の寝床やトイレを入念に掃除し、帰って来た時に気持ち良い状態にしておいてやろうと、取り掛かるけれど、どうも気になってやる気が出ない。
それでも、寝床の敷物やバスタオルを洗濯し、掃除機をかけた。
気を紛らわすために、必要以上にパンや果物を食べて落ち着こうとするけれど、食べても食べても食べた気がしない。
お腹は空かないし、一杯にもならない。
12時を回る頃には、そわそわして、じっとしてられなくなった。
予定時間の13時を過ぎると、自宅に居てスマホを見張るのが苦痛になって来て、気を紛らわせるために買い物に出掛けた。
今日の食材は揃っているから、行く必要が無いのにスーパーにも行ってみた。
何度もスマホで、「今の時間」を確認して、15時を過ぎるのをひたすらうろうろしながら待った。15時を過ぎても、病院から「特別な連絡」が無かったので、予定通りの手術が出来たと理解し、やっと自宅に帰る気になった。
徘徊終了。

山彦さんが晩に帰宅すると、一緒に再び病院に出掛けた。

受付を済ませると、すぐに呼んで貰えて、うー様に会えた。
腕に包帯がぐるぐる巻きになってて、点滴をしてもらっていた。
私達の顔を見ると「にゃおにゃお」と鳴いた。
「だっこしても良いですよ」と言って貰ったけど、傷口が心配だったので、頭や体を撫でるだけにした。
医師がやって来て、摘出した子宮と、中に溜まっていた体液を見せてくれた。
本来なら鉛筆位の太さの臓器が、腫れてたらこのようになっていた。
腫瘍については、硬くなっているのが分かったけれど、へたに触りおしっこが出なくなるといけないので、何も出来なかったらしい。
1泊し、明日の晩には退院可能と言われた。

言葉が通じぬうー様に、それでも「明日必ず迎えに来るから、1晩頑張るように」そう言って、帰宅した。
前回、全身麻酔でCTを取った時より、しっかりした顔をしていて、安心した。
これで良い。
うー様が苦しまないなら、これで良いのだ。
腫瘍はどうにもならないけれど、これで出血は治まるはず。
ひとまず、成功。
病院のスタッフの皆様、ありがとう。

 

今日の晩御飯

生姜焼き定食

生姜焼き
グリーンサラダ
長いもの三杯酢和え
焼き厚揚げ
玉ねぎとじゃがいもの味噌汁

今日のお買い物
チャーシュー 374円
ピーマン 50円
 税込み合計 457円

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