今日のうーちゃん 2022年6月14日

うー様

昨日、CT検査を受けました。
結果は、当初の医師の予想どうり腫瘍が尿道と一体となっている状況だそうです。
大きさも大きくて、硬いそうです。
検査後に、予定通り管を尿道に留置する処置を受けました。
膀胱から尿道を通って、尿道から外部に20㎝ほど管が出ていて、先は解放。
垂れ流しの状態になりました。
今は、先端部をペットシーツで覆い、管をまとめて、うーちゃんが引っかからないように、うーちゃんの背中にジャージ素材の布で括りつけています。
「全身麻酔をかけて処置をするので、もしも腫瘍自体が簡単に取れるようであればやりますが、希望は少ないと思っていてください」と医師から説明を受けていましたが、とても取れるような状態では無かったようで、腫瘍自体は残ったままになりました。
随分鳴いたのでしょう・・・。
可愛い声はガラガラ声になってしまいました。
当然エリザベスカラーを付けているので、動きも制限されていますが、エリザベスカラーすら重たい様子で、首をあげる事も出来ませんでした。
そもそも痛みや嘔気が有る様子で、部屋の隅っこで丸くなり、水もご飯も食べなくなりました。
15時頃に、ようやくウェットタイプのご飯を少し食べてくれて、胸をなでおろしました。
自分の身に何が起こっているのか分からないうー様は、懸命にひたすら抗議の声をあげます。
精一杯の力で、抵抗します。
その精いっぱいの声も力も弱くて、辛いです。
少しでも軽く、負担を減らしたくて、子供用のシャンプーハットでエリザベスカラーを作ってやりました。
子猫用のミルクや食事の方が栄養価が高いと妹にアドバイスをしてもらって、買ってきました。
うー様が少しでも快適に過ごせるように、良いと思うものは試していきたいと思っています。
管が留置できるのは2週間ほどのようです。
その後はどうなるのか分かりません。
不安しか有りません。
私のメンタルも崩壊気味です。
ですが、今日1日、今の一瞬をかけがえのない時間として、自由になる時間の全てをうーちゃんの為に使う事にしました。
うんちは自力で出来ますが、上手くできるかどうかまだわかりません。
場合によれば、おむつの中での排泄になるかもしれません。
自力で出来ても、グルーミングが出来ないので、ケアが必要です。
ゲージでの管理も考えましたが、今まで家の中で自由にしていた身です。
危ないので私の部屋だけになりますが、ブルーシートやレジャーシート、ペットシーツなどを駆使し、言うなれば私の部屋をゲージに見立てて、自由にさせてやることにしました。
私も家も排せつ物でドロドロになるときも有るでしょう。
それも覚悟の上です。
怖い病院も、毎日行かねばなりません。
管から細菌感染しないように、管理も大切になります。
苦しむかもしれません。
痛がるかもしれません。
甘えるかもしれません。
目が離せません。

考えると、本当に不思議です。
私が退職し時間が出来るのを待っていたかのように、健康状態が悪くなっていき透析を受けるようになった母、母の状態が安定したのを見計らったように通院支援や介護が必要な状態になって行き亡くなった父。
そして、父が亡くなって私が自宅に居れるようになるのを待っていたかのように、毎日病院に通い、一瞬も目が離せないような状態になったうーちゃん。
皆、順番待ちをしていたかのようです。
仕事はしていない、母の状態は安定している、父は亡くなって介護のサポートが不要になった、そういう状態の今なら、私の時間の全てを、うーちゃんに使うことが可能なのです。
50年以上生きてきて、うーちゃんと一緒に居れる時間が今ほど有る状況は有りませんでした。
語弊はありますが、うーちゃんが病気になるのに今ほどふさわしい時は無かったのです。
代われるものなら代わってやりたいです。
けれど、それは無理な事なので、せめて傍にいて一緒に闘おうと思っています。
しばらくブログは書けないかもしれませんが、うーちゃんと山彦さんと頑張っているんだなぁと思っていてください。
そして、もしも見て下さっている方がいるなら、心の中でうーちゃんに「負けるな」とあなたの力を少し貸して頂けると幸いです。

PS:
今のうーちゃんは、自分一人でおしっこやうんちの管理が出来ません。
ごはんも、カリカリやウエット、チュール、ミルク等、その時々で食べたいと思う食べ物が食べれるように用意してやって、口元まで運んでいます。
夜中でも気になって目が離せません。
我が家にやって来た生後1か月の子猫の時のように手が掛かります。
なので、今日は「うー様」ではなくて、赤ちゃんの時の事を思い出して「うーちゃん」の表記にしました。
生後1か月の300gにも満たない子猫の時は小さくて弱々しくて、何をしてても可愛かったです。
5歳のうーちゃんは、3㎏強になりました。
10倍の大きさになりました。
客観的に見れば、何の変哲もない、ただのチャトラの雑種の猫です。
どう見ても、ビジュアルは子猫の時の方が可愛いです。
けれど、私には一緒に過ごしてきた5年分だけ、可愛さや、愛しさはプラスになりました。
日々、「愛しいと可愛い」が最高値を更新しています。
そして、「うー様」の名に相応しく、今日も私に命を懸けて沢山の事を教えようとしてくれています。
うーちゃん、大好きだよ。

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