今日の晩御飯 2021年12月22日

まめまる母

今日の晩御飯
チキンカレー献立
チキンバターカレー
ステーキサラダ

実家に行く日だった。
最近、ボケボケの母。
冗談ではない方のボケボケさん。
ガチである。
自分でも自覚があるようで、「3分前の事を忘れるの、てへっ」とかわいく笑う。
何度も何度も同じことを確認して、同じことを質問する。
聞かれるから、何度も同じことを説明する。
無限ループ。
今日のお肉も買ったことを忘れた結果の産物?
食べて、と。
実家に行く日は、おにぎりを持参していた。
けれど、「持ってこなくても家に有る物を食べたら良い」と母が言う。
確かに、スーパーやデパ地下で買って来たらしい期限が切れたお惣菜がたっぷり冷蔵庫に入っている。
今日のお昼は、2日前に期限が切れたベーコンエッグのサンドイッチ2切れと鯖寿司3個だった。
およそ1000円なり。
もったいないから、母が食べると言う。
いやいや、それなら万が一調子が悪くなっても良い私が食べましょう、となる。
大丈夫か?と恐る恐るだったが、味は意外と何ともないし、半日経過しても体の異常も無い。
へぇ。
案外大丈夫。
父が退院して、実家に頻回に行くようになってから、私の体重は2㎏増えた。
我が家は、山彦さんも私も、賞味期限や消費期限を気にしがち。
だから、期限内に食べきれないほどの食べ物を買うことが、そもそも無い。
子供がいない2人家族だから、そんな事が言ってられるのだとも思う。
無ければ無いで、大人2人なら何とでもなるから。

しかし困った。
何しろ母は買い物がストレス発散の手段。
貴金属や、絵画、ブランドショップで高額の商品を買うわけではない。
デパ地下やスーパーで食料品を買うのが好きなのだ。
けれど、80代の病気有り夫婦が食べれる量なんて実際は本当にちょびっと。
結局食べれずに廃棄するか、妹夫婦か私達が食べる運命になる。
宅配のお弁当を頼む方が、栄養バランスだって優れたものが食べれる。
けれど、それでは母の楽しみを奪ってしまう。
むー(悩)

母は、自分が頼りにされたい人なのだ。
食べる物はお弁当屋さんに任せて、好きなことに時間を使う事だって出来るはずなのに、主婦としての矜持が有るのだ。
必死に買い物して食事の用意を整えることに生きている意味を見出しているような気さえする。
何とか、母の気持ちを満たしつつ、買い物に行く回数を減らす方法は無い物かね?と思案してる。

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