今日の晩御飯 2022年1月10日

まめまる父

今日の晩御飯
おそば定食
ご飯
おそば
餃子
さつま揚げ
ブロッコリー
キムチ奴

今日のお買い物
かんずり 500円

やっと2人で初詣に行った。
世間はえべっさん。
「商売繁盛で笹もってこい」
山彦さんの事業の繁盛を願った去年が遥か昔に感じる。
三が日なら、神社の入り口の鳥居をくぐるのに小一時間ならぶ。
今日は、あっさり鳥居をくぐって直進。
感染防止の為、一時は閉鎖されていた手水舎は解放されていて両手のお清めを済ませる。
更に直進し、お参りする為に出来ている列の最後尾につく。
右側から「三列に並んで前に進んで下さーい」、警備員の声がする。
気温は10度位か。
流石に温かくは無いけれど、自宅から神社まで30分掛けて歩いて来た私達に寒さは感じない。
山彦さん一人なら、きっと半分の時間で来れてしまうのだろうな・・・なんて申し訳なく思いながらも、若干温まった体に神社の控えめな喧噪は心地よい。
流行り病前なら、15は出ていた屋台も、今は半分。
活気が少ないと言えばそうなんだろうけれど、それもまた控えめな風情で今の私の気分には合っている。
10分も待たずに順番が来て、お参りを済ませる。
いつもは世界平和という壮大なお願いをする山彦さんが、今年は仕事での無事故を願ったと言うから、危険を近くに感じているのだなと改めて認識した。
そりゃそうだ。
重機、刃物、ガソリン、凍えるような寒さ、うだるような暑さ、雷雨、虫、動物・・・。
いままでの生活には無かった危険と向き合っているのだから。

お参りの後は、ブラブラとお買い物でもするつもりだった。
ふと、「今何時だろう?」とスマホを取り出してびっくり。
妹からラインが入ってる。
父から「胸の当たりが痛いから病院に行きたい」と連絡あり、と。
訪問看護師さんに連絡して、妹は実家で待機する予定と書いてある。
しかも、既に2時間前。
あぅ。
お参りに行こうと浮かれて、気が付かなかった。
慌てて電話してみる。

「ごめん、気が付かなかった、今どんな感じ?」
「今実家。
訪問看護師さんに連絡したけれど繋がらなかった。
何度も掛けたけれど、留守電にメッセージも残したけれどコールバックも無い・・・。
仕方ないから、往診に来てもらっているクリニックに電話して状態を伝えたら、往診に来てもらえる事になった。
状態は緊急性が無さそうだから、13時頃に来てくれることになって、それを待っている」
「そうか、そうか」
とりあえず、往診に間に合うように実家に行くと約束して電話を切った。

今いる神社は、駅のすぐ近く。
本当なら、このまま電車に乗るのが早い。
ケド、そんなつもりで出てきてないから身支度を整えてない。
スマホは有るから電子決済は出来るけれど、現金は2000円位しかない。
何かが有ると足りない。
しかも、帰ってから洗おうと洗濯物を浸け置きして放置したままだし。
うーん(悩)
仕方ない、一度帰宅して出直そう。

隣で、やり取りを聞いていた山彦さんに、改めて状況を説明し帰宅したいと希望する。
「車で一緒に行ってあげるよ」と言ってくれた。
有難い。

急いで帰宅し、急いで身支度を整え、急いで洗濯物を干して実家に駆け付けた。
「朝は痛みを訴えていたが、少し落ち着いて牛乳を飲んだ」と妹から聞いて、様子を見に行くと、思いの外元気そう。
良かった。
程なくして医師も往診に来てくれて、やはり緊急性は無いと言う。
心臓では無く神経の痛みを疑うが原因は分からない、と。
薬を追加し様子を見る事となった。

往診後、安心したのか痛みが治まったのか、寝始めた父。
夕方になって目を覚まし、ご飯を食べると言い始めた。
車椅子に移乗しダイニング迄連れてきて、母が用意したご飯を食べる。
食べれている様子に、ほっとする。
ケド、数口食べてもう食べれないからベッドに戻る、と。
再び車椅子を押してベッドまで連れて行く。
ところが、車椅子からベッドへ移乗しようとした時に、上手く移れなくてベッド下にずり落ちてしまった。
幸いにも、打ったところは無いし痛みも無いと言うが、ベッド上に父を上げるのが至難の業である。
結局自分達ではどうにもならず、ヘルパーさんをお願いして助けてもらった。

しばらく様子をみて、帰宅。
ぐったり。
母がくれたさつま揚げと餃子に、お豆腐を切ってキムチを乗せ、ブロッコリーを茹でて、おそばを作って並べた。

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