今日の晩御飯 2022年1月21日

雑記
今日の晩御飯

ピーマンと玉ねぎの牛肉炒め定食
ご飯
ピーマンと玉ねぎの牛肉炒め
青梗菜のお浸し
鯖の塩焼き
ポテトサラダのハム巻き
お味噌汁

今日のお買い物

無し

今日のできごと
去年の春、山彦さんの仕事がすっかりなくなって、世帯収入が0円となり意気消沈していたころ。
国民年金の支払いの請求がやって来た。
山彦さんは昨年4月から今年の3月までの1年分。
私は来年の3月までの2年分。
まさに清水の舞台から飛び降りる位の気合をいれて前払いした。
免除の申請をしようか・・・とも思った。
が、国民年金の山彦さんは60歳まで納めて満額で貰えたとしてもそもそも少ないし、何を隠そう未納の期間が結構ある。
私は定年まで働く予定だったが働けなくなってしまったので、60歳まで国民年金を払い込んでも想定よりずっと少なくなる。
遠くない将来の事を考えると、基礎年金の部分は1円でも多くしておきたい。
何とか払えるなら払っておきたい。
しかも、払うのであれば出来るだけお得に払いたい。
何度も何度も考えて、結局「免除申請はしない。しかもまとめて支払う」を選んだ。
特に私については、今後ずっと立ちっぱなしで働けるほどの回復は難しそうだったし、両親の事を考えると無職でいる方が何かと周りの家族皆の役に立てそうだったから、「もう復職しない」を意識していて。
だったら、どうせ支払うお金は早く支払ってしまおう、2年分まとめて支払えば少し割引もしてくれるし。
そう考えて、2人合わせて60万位の支払いをそれぞれの口座から行った。

春は、固定資産税、市県民税、自動車税、自治会費など支払いが次々とやって来る。
無収入になった私達には、60万円は大きな出費だった。

ところが山彦さんが予想外の「きこり」という職に8月に就いた。
有難いことに、11月から契約社員にしてもらえた。
厚生年金に加入してもらえた。
そして私は会社員の扶養家族という立場になった。

今日、山彦さんと私の11月以降の先払いした国民年金の支払い分が還付されましたよとお知らせがきた。
山彦さんが84220円。
私が280590円。
助かった。

私の分が自分の口座に入金されていることを確認した。
失業保険の給付が終わってから、減るばかりだった残高が増えている。
なんとも言えない感情。
久しぶりにお給料をもらったみたいな気分がよみがえる。

フルタイムで働いていると、労働時間は勤務時間内だけではない。
平日の帰宅後や休日も報告書や資料を作ったり、関連の勉強をしたりと自分の時間の大半を会社の為に使う。
そこに、日々の暮らしが入って来るけれど、暮らしに大きな変化が起きると対応しきれなくなる。
お給料日やボーナスの支給日は嬉しいが、いつしか惰性となる。
時としてそれどころじゃない状況になる。
給料明細すら見なくなる。
ありがたみが薄れてゆく。

20代の頃は、お給料が待ち遠しかった。
貯金もしていたし家にも少し入れていたが、大半は消費にまわった。
服や靴や鞄を買い、恋をして、高級なフレンチを予約し、海外旅行に出かけた。
その為に勉強して仕事を頑張って働いた。
当然、今より貯蓄残高は少なかったけれど楽しかった。
生きている感じがしていた。
だから、お給料日が待ち遠しかった。

還付金が振り込まれているのを見て、当時の感情がよみがえる。

今の20代30代の方々は、堅実だと思う。
コスパを重視し節約し無駄なお金は使わずに、積立預金だったり投資だったり、収入の一定額を計画的に貯蓄し、「FIRE」を目指しているひとも少なくないと言う。
スバラシイ、偉いな。
単純にそう思うが、自身を振り返ってみた時、もしも今20代に戻れたらどうか?と問われれば、がむしゃらな節約や貯金や投資はきっとしない。
その頃の無駄な浪費や消費は、振り返ってみても確かに金銭的にはマイナスだった。
当時から20年後30年後を見据えて計画的に資産運用のまねごとでもしていたら、今は左うちわだっただろう。
ケド、あのキラキラした日々は、例え今沢山の貯金を持っていたとしても買えない物だ。
馬鹿だったかもしれないが、不器用に一生懸命生きて楽しんで苦しんで弾けて泣いて。
そんな一つ一つが、今となってはお金では買えない財産になっている。

コスパは大事。
だけれど、全てをそぎ落とした一切の無駄のない生活はワクワクしない。
無駄な浪費にこそ人生のワクワクが詰まっている。
それもまた、本当の事。

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