今日の晩御飯 2022年4月21日

家計・投資
今日の晩御飯

なすびのはさみ揚げ定食

ご飯
なすびのはさみ揚げ・筍とちくわの天ぷら
人参しりしり
豆腐と水菜の味噌汁

今日のお買い物
無し

税込み合計 0円
今日のできごと
凄い勢いで円安になってますね。
我が家の運用資産は、大半が全世界の株式と債券に分散された投資信託なので、株価が戻ってきた事と円安の影響で、見た目は若干増えています。
見た目は・・・です。
2014年まで、預金・貯金、つまり銀行や郵便局の定期預金や積立で、円でお金を貯めていた私が投資をしようと決めた決定打は、内藤忍さんの「資産設計塾」という本でした。
資産設計の目的は「購買力の維持、向上」にある。リスクを取りたくないからと、元本保証商品だけを保有することは、逆にリスクとなる。
第一章の一番初めに、そう書かれていました。
それまで、「円のみでの貯金のリスク」は考えた事が有りませんでした。
日本で生まれ、育ち、働いて、日本人と結婚した私にとって、日本円が全てで、外貨は必要なかったからです。
日本の国に対しても信用しており、節約して、お給料から円でちまちま貯金し、銀行残高が目で見て徐々に増えることは、安心感に繋がり、正義でした。
けれど、本には、100万円の預金が100万円のままでも、物価が2倍になれば、預金が50万円になったのと同じ事。これがインフレで、「名目」元本は減らなくても、「実質」元本は減る事になると書いてありました。
当時、中国の経済発展の勢いが強く、需要拡大に伴い原油、食物等価格の上昇がみられていました。
日本は、資源が少ない国だから原油、食物などを輸入し、工業製品を輸出しています。
もし1ドル100円が200円に円安になったら、物の値段は2倍になります。
これが輸入インフレで、外貨を持たない事で発生するリスクである。
輸入インフレから資産を守る方法は、輸入品を購入する分だけ資産を外貨で保有するのみ。
外貨での運用は、「やるのがリスク」ではなく、「やらないのがリスク」と。
びっくりしました。
ケド、ストンと腑に落ちました。
考えたこと無かったけれど、そりゃそうだ。
勿論、円高になれば、円のみで持っている方が良いし、輸入品を購入しないなら円のみで良いかもしれないですが、事実原油や食料等、輸入品無しでは成り立たない生活をしている以上、「やらないリスク」は大きいと感じました。
まして、日本は少子高齢化が叫ばれ、今後消費行動が旺盛な若い世代が減ると、GDPは下がり、円安の傾向になって行く可能性も高いと思いました。
老後、年金生活に入った後は、購買力は増えなくてもいいけれど、減って貰っては困る。
いや、欲を言えば少し増えると良いな・・・なんて思いました。
それから、元本保証の安全資産で半分、投資資産で半分。そして円で半分、外貨で半分を目安にすることにして、少しづつシフトしていきました。
この目標は、コロナ後の株価の上昇に伴い、投資信託の評価額が上がったことで、ようやく達成しました。
このままキープと思っていたところに、ロシア・ウクライナの戦争とインフレと円安です。
8年前に「外貨を持たないリスク」を知って、「購買力の維持・向上」を目的に始めた投資が、リスクの回避として、今のところですが、ちゃんと機能しているのを見て、今後は外貨の比率をもう少し上げようかな?どうかな?と考えている所です。

経済に詳しいわけでも金融商品に強いわけでも無いけれど、実際輸入インフレが起こり、資産の見た目の評価額が増えてるのを目の当たりにすると、納得感がハンパないです。
円のみの資産だったら、確実に購買力は減っています。

今後、円高に振れる未来だってゼロではないです。
そうなれば、外貨を持つことがリスクになってきます。
ケド、それはどうなるか、誰も分からない事。
だったら、やっぱり半分半分が丁度良いのかもしれないですよね?
購買力が維持できれば良いのですから。
我が家は、増える事より、どんな状況になっても減らない事を目指したいなぁと思ってます。

コメント

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