お米

雑記

言わずと知れた献立の要であるお米。
要だったはずが、近年、糖質制限とやらで悪者扱い。
1日のうち、1度もお米を食べない方が増えているんだとか。
代わりに、パンや麺を食べたり食べなかったり。
確かに、お米には糖質がたくさん含まれます。
けれど、合わせて、少量のタンパク質、脂質、ビタミンB群、カルシウム、鉄、マグネシウム、食物繊維等も含まれます。
それが玄米になると、ビタミン、ミネラルの部分が多くなります。
対して、精製された白い小麦粉は、まさに糖質の塊。
いや、それどころか、例えば食パンなら砂糖などの糖類、マーガリンやショートニングなどの油、食塩、イーストフードや乳化剤などの添加物が更に加えられています。
私はパン焼き機で食パンを作ることが有るので分かりますが、不要な添加物は入れなくても、砂糖やバター、塩、ドライイーストは使います。
お米の様に水だけって訳にはいきません。
大人気の高級食パンだって、たっぷりの砂糖とバターやマーガリンが入っていて、だから甘くてふわふわで美味しいってことです。

「死んでる食べ物」と「生きてる食べ物」なんて言葉もあります。
ビタミンやミネラルが取り除かれた食べ物を死んでる、豊富な食べ物を生きてると言います。
精製された白い小麦粉は死んでる食べ物で、玄米ご飯は生きてる食べ物と言うことです。

こんなに科学が進んだ現代においても、ビタミンやミネラルが果たしている役割は全て解明されていないそうです。
まして、相互にどう作用しあって命に寄与しているのか?そんなことは判らない、未知の部分が非常に多いってこと。
だからこそ、あなどってはいけないと心しています。

我が家のお米事情。
私が勤め人だった昨年までは、ふるさと納税を活用し、お米を頂いてました。
年間の大人2人分のお米は、消費量が予想しやすかったので、1つの自治体に納税し、年間予約のような形で月指定で届くようなシステムを利用。
これで、ほぼ賄えてたので、お米を買うと言う事はあまり無い状況でした。
主に白米を頂くことが多かったので、雑穀や麦を購入し、加えて食べていました。
現在は、買い求めるようになったので、胚芽米や玄米が選択肢の1つになりました。
玄米は、以前から興味は有ったけど、炊飯迄の時間の長さや食感の悪さや食べにくさを考えると、手を出しづらく購入したことが無かったのです。
体調の改善を目指したい事と時間が出来た事で、試してみる気になりました。
実際やってみると、炊飯時間こそ2時間以上かかるもののにおいや食感はむしろ好ましく、かみしめるとしっかり味がして、「全然大丈夫。むしろ美味しい」が実感でした。
ただ、玄米は米糠部分に農薬が残留している可能性が白米よりも多くなるそうなので、物はしっかり選ぶようにし、洗米も念入りに。
なおかつ、ローテーションするようにしました。
つまり、白米+もち麦(や雑穀)→胚芽米→玄米のように、それぞれ2㎏入りの物を購入して、その日の気分や合わせるおかずで前日とは違うお米を選ぶのです。
これで、それぞれのお米の良いところを少し取り入れつつ、嫌にならずに続ける作戦です。
投資と同じ、長期の分散投資なのです。
とろろご飯には麦飯と言われるように、おかずとも相性が有るんですよね。

効果は、どうでしょうか?
明らかに変わったのは、お通じだけでした。
といっても、まだ2か月程なので。
それだけと言えばそれだけですが、大変な違いです。
きちんと食べて、きちんと出す。
それが、体にも心にも効くのです。

悪者になりがちなお米ですが、日本人にとって、やっぱり要です。
お米が悪いのではなく、沢山食べる事、食べ過ぎること、早食いする事が良くないのです。
その点においても、食べにくくなる、しっかり噛む必要が有る雑穀ご飯や、玄米は続けていこうと思ってます。

 

 

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