母が退院したわ

雑記

脳出血を起こして、脳外科に入院していた母。
発見と処置が早かったおかげで、結論から言えば、嚥下困難や明らかな麻痺も無く順調に回復していったの。
恐ろしい底力よ。
もう、元気な母に会えないかもしれないと一瞬でも覚悟した自分を笑ってやりたいわよ。

とは言え脳出血だもん。
流石にすぐに退院とはならず、3月28日にはリハビリと透析目的で一旦は転院したのよ。
予定では転院先で1か月程度は入院する感じだったのよね。
その間に、退院後の生活をどう支えるか?介護のサポートが必要か?見てもらおうと思ってたのよ。
けど、如何せん元気なもんだから入院生活が退屈すぎて。
「早く帰してくれ~。こんなことしてる場合じゃない。家の事が気になる~」と医師に訴えて、無理やり4月3日に退院したのよ。
退院したのよってあっさり言ってるけど、転院も退院も一人じゃできないわよ。
荷物だってあるし、支払いもしないといけないし。
毎回振り回されたわよ。
特に転院してからは、毎日「帰りたいメール」が山ほど来て。
「先生の許可が無いからダメです」と言えども言えども納得せず。
どんどん不機嫌メールになって行き。
なのにこちらからメールしても無視される事態になって。
こりゃ、退院日前に一人で帰って来るやもしれんとビビる日々を過ごし。
その不安を地域連携室の担当の方にぶちまけて笑われ。
やっと迎えた当日は、一転謎にご機嫌で。
どんなに不機嫌でも、病気のせいだ、加齢のせいだ、母が悪いわけじゃないと自分に言い聞かせて、努めて普通に接しようと身構えてのに、上機嫌さに肩透かしを食らい。
自宅に着いたら、何故か仏壇に供えてあったバームクーヘンを手渡され。
「寝るから」と追い出され。

正直に言うわ。
私に後遺症が残る位疲れたわ。
あぁ。
あと1か月、入院して欲しかったなぁ。

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