2023年3月13日のお買い物とごはん

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友達と鰺フライの話になった。
鰺フライの話というか、フライを作る工程の話。
一般的には、トレイに食材を広げて塩コショウする→お茶漉しなどで小麦粉を薄く均一になるように振る→別のトレイに卵を溶いてくぐらせる→さらに別のトレイにパン粉を用意して、卵をくぐらせた食材をのせて丁寧に全体にパン粉を付ける、ですよね。
ところが、「小麦粉と卵を混ぜてバッター液を作り工程を省略して作ったら、均一に液が付くから衣が剝がれずに、ふっくら上手く出来たからやってみて~」と大喜びして教えてくれたの。
「やってみるね。ありがとう」と返事したけれど、実はそんなことはとっくにやっている。
とっくにやっているというか、もう何年も一般的な工程でフライを作っていない。
しかも、小麦粉と卵は、ボールじゃなくてビニールに入れて混ぜ混ぜ。
フライにする食材が少ない時は、卵すら入れずマヨネーズで代用するときも有る。
パン粉も別のビニールに入れて、ビニールの中で衣をつける。
衣を付けながら、次々に揚げて、全部揚げ終わったらビニールごと残った液やパン粉も捨てて終了。
トレイやボールも使わない。
洗い物が出ないし、手も汚れない。
袋の中で食材をこねれるから最低限の小麦粉やパン粉で済む。
但し、やるのは豚カツとかチキンカツなどのお肉系。
お魚系は、そっと扱わないとしっぽが切れちゃうからビニールでもみもみするなんて出来ない。
そもそも、鰺や鰯のフライは山彦さんが好まないから、最近は作っていないし作る予定も無い。
今度鰺フライを作るときは、彼女のアドバイス通りトレイにバッター液を作って、しっぽが千切れてしまわないようにそっと作ってみようと思う。
「やってみるね」は嘘ではないけれど、さていつのことだろうか?と遠い目をする。
それにしても…である。
彼女がバッター液を作る理由が「均一にふっくら出来上がるから」。
つまり、食べる人のことを考えて美味し食べてもらいたいからなのよね。
対する私の理由は「時短と節約と省手間」である。
何のことはない、自分が料理に時間を掛けたくなくて、手間も省きたいから。
結局自分の為だということ。
均一にふっくら出来上がるかどうかは、おまけというか、結果そうなったら有難いね程度で、もしも一般的な工程に比べて多少出来上がりが悪くなったとしても時短と節約と省手間、特に時短の部分が重要。
やってみると、出来上がりに大きな差が無い様に思ったから、一般的な工程で作る意味が分からなくなり、省略バージョンが私のスタンダードになってしまっていた。
あまりにも普通になりすぎていて、改めて「バッター液を作ってね工程を一つ省略するのよ、ふっくらできるから」と言われて、自分がやっていることが一般的じゃなかったことを思い出した。
そして同時に自分の自己中さに気が付いたのでした。

でもね、これで良いとも思っているのよ。
料理って毎日でしょ。
人間だから、気分が良くて食べる人のことを考えて作れる余裕が有る日も有れば、調子があまり良くなくて、いかに楽して作るかが大事な自己中の日も有って当たり前。
工程の省略どころか、お惣菜を利用したり、デリバリーに頼ったりする日が有っても全然良いと思う。
そんなことより、機嫌よく過ごすことの方が大事だと思うこの頃なのです。

と言うことで、我が家はチキンカツ。
自己中バージョンで料理が出来て、山彦さんの大好物メニュー。
これでまるっと平和なのです。

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