2023年9月9日～12日の幸せごととお買い物とごはん

古家修理の続き。

一時は白蟻被害を受けて、ピンチかと思われた古家。
結局は、防腐剤を塗る程度の処置で事なきを得たのでした。
やれやれ。
けど、ずっと疑問だったのが「なぜ途中で食べるのを止めたんだい、白蟻さん？」ってこと。
その理由がわかったの。

実はこの古家。
今は使って下さっている方がおります。
それが何と兼業大工さん。
何と兼業しているかと言えば、家具職人さんなのです。
つまり「家具職人さん兼大工さん」なのです。
で、大工さんだから私よりも、元々家のこと全般に詳しいわけです。
そして古家については、実際使っているので私よりずっと詳しいわけですね。
その方が、「５年ほど前に白蟻が出たので薬を撒いた記憶が有る」とおっしゃられて。
あぁ、だから出て行ったのね、白蟻さん。
知ってしまえば、何てことない事。
当たり前の事でした。
ちょっと、ほっとしました。

山彦ちゃんが言うのよ。
「え？白蟻に食べられていたのに、「ほっと」って、おかしいんじゃないの？」
ええ。
自分でもそう思います。
でも、ほら。
あぁ、ひょっとして白蟻さんですら「まっず～」って思うような家だったのかなぁなんてね。
部屋の隅っこでいじけそうになっていたもんだから。
食べてみて不味かったから食べるのを途中で止めたんじゃなくて、もっと食べたかったかもしれないけど、ちゃんと出て行っていただくように対応した結果、しぶしぶ出て行ってくれたと分かって、ほっとしたわけですよ。
思考がおかしいかもしれないけど、素直な感想が「ほっとした」なんだから仕方ないじゃないの。

で、白蟻さんの件は一件落着しました。
あとは、出来る限りの修理して壁の板を張り替えて、屋根の一部のねじが外れてトタンが落下した部分を補修してもらうだけ。
当初の計画通りに進めましょうと話をしていたのです。
ところがですよ。
これで終わりでは無かったのです。