大きな決断をする時

目標・心がける事・大切な事

人生において、大きな決断や選択をする時。
結婚、離婚、就職、転職、退職、大きな病気をして治療方針の選択を迫られた時・・・。
今後の人生に、大きな影響を及ぼすであろう決断や選択をする時って、誰しも有る。
迷いが無いなら、突き進む。
ケド、迷ったら・・・。

迷ったら、まずやること

上手く行った時と行かなかった時の両方を冷静に想像。
メリットとデメリットを箇条書きにして、書いてみる。
もしメリットが沢山書けたら、go。デメリットが沢山書けたら、stop。
goの時は、「一石二鳥」という言葉があるが、私は「一石三鳥」をモットーとしている。
だから、メリットは、3つ以上なけれないけない。
それを決断し、実行し、変更し、あるいは中止すると、3つ以上のメリットが有るか?を考える。
1つ石を投げて、少なくとも3羽の鳥が取れるなら、最悪、失うものが1つや2つ有っても仕方ないかと思うから。
但し、例えば木のこん棒3つを得るために、金の剣と銀の斧を失っては意味がない。
金の剣と銀の斧と銅の弓矢を手に入れるために、こん棒を2つ失うなら有り。
だから、自分が今、手の中に持っているものやこれから得ようとしている物が、金の剣と銀の斧なのか、それともこん棒なのかを見極めないといけない。
しかも「世間的に、金の剣かどうか」ではなく、「世間的にはこん棒でも自分的に金の剣や銀の斧かどうか」が大切
なぜなら、自分が金の剣や銀の斧を使える勇者でないなら、いくら世間が金の剣だ、銀の斧だと言ったとしても、装備できない自分にはガラクタだから。
サッカーの選手が、「スバラシイバットとグローブ」を持っていても、使いこなせない。

メリット、デメリットに分類されるもの

私にとってのメリット、デメリットに分類されるのは、重要度順に
①命&健康に関する事
②家族&友人関係
③お金に関係する事
この3つの分野に関する物。
箇条書きにする時は、他の分野の事も勿論思いつくまま書き出す。
ケド、迷ったら、この分野で3つ以上メリットがある方を選択し、実行するかどうかの決断する。
(それぞれ1つでは無い)

決断する時に最も大切にしている事

更にもっと大切にしていることは、自分で納得して決めること。
家族や友人の助言、専門家の意見、ネットでの評判、客観的なデータ等は参考にするが、それが自分が下そうとしている決断に反する物だったとしたら、自分の気持ちを大切にする
上手く行かなかった時のダメージが少ないから。
自分が納得して決定したことは、もし上手く行かなかったとしても、笑い話にする自信がある。
つらい状況になっても、諦めがつくし頑張れる。
しかも、自分が経験したことは無駄にはならない。
場合によっては、失敗を次に生かすことだって出来る。
反対に、誰かの意見に従って失敗すると、恨みの感情が起きかねない。
それなら、何もしない方がマシだと思っている。

世間で騒ぎになっていますが・・・

今、アジアの島国のお嬢様が、御結婚において間違った選択をしようとしているとバッシングを受けている。
お嬢様にとって、皇族という特別な環境や身分はこん棒でしかなく、意中の方は金の剣。
どんなに、国民が「お嬢様が金の剣だと思っている人は、金の剣では無いかもしれないよ。こん棒かもしれないし、呪われている金の剣かもしれないんだよ」とメッセージを送っても、通じない。
お嬢様が今、手の中に持っているどんなものを投げ出しても良いから、金の剣を得たい。
皆が価値があると思っている物はお嬢様にとっては不要なもの、失っても構わない。
金の剣を得ることは、「生きるために必要な選択」と。
金の剣を得るかどうかは、お嬢様の命に関わる事なのだ。
迷っているなら検討の余地が有るかもしれないが、迷ってないのだから、国民の声は届くはずがない。

差別とは

私は、本人がどんなに努力しても、どうにもならない、変えられない事を理由に区別されることを、「差別」だと思っている。
だとしたら、彼女の生い立ちは、「差別」だったと言ってもおかしくないのではないかと考える。
どんなに努力しても、プリンセスであることは変えられないのに、プリンセスであることを理由に区別されて良い思いも、辛い思いも沢山したのだろうと思う。
「何不自由なく暮らしていけるのは、国民が汗水たらして納めた税金のお陰じゃないか、世間知らずな」
そんな意見は、とても真っ当で、その通り。
特別な環境で育ってきたのだから、世間など知らなくて当然。
ケド、それは彼女の努力が足りなかったからからだろうか?

どんな立場にも、どんな環境にも、自分がなってみないと分からない大変さは絶対に有る。
「気楽そう」な人が「気楽」かどうかは、当人にしか分からない。
「大変そう」な人が、「本当に大変か」だって、当人にしか分からない。
何不自由ないかどうかも、なってみないと分からない。
同じ立場で同じ環境でも、楽しめる人と苦しむ人がいる。
多くの人が「恵まれている」「恵まれていない」と思う両方の状況で、楽しめる人と苦しむ人がいる。

人間だから

大会社の子供は会社を継ぐことを、医者の子供は親の病院やクリニックを継ぐことを、歌舞伎役者の子供は歌舞伎役者になることを、求められがち。
大きい組織になればなるほど、自分達親子の問題だけではなく、周りにいる従業員やお弟子さんの生活だって関わってくる。
だから、幼少のころから帝王学を学ぶ。
自分が将来担って行く役割について、学んで育つ。
プリンセスも、ちゃんと学んで来られたはず。
ケド、適性ってものだって有る。
嫌なものは嫌だし、無理な物は無理。
だって、機械でも人形でも神様でもない、人間だから。

おばちゃんの独り言

個人的には、恐れ多いが我が娘や息子なら・・・。
「大きな決断をする時は、自分の気持ちを大切にし、惑わされずに自分で納得して決めるんだよ。何が有っても後悔しないように、自信をもって決断し、もしも後々、その判断が例えば間違いだったとしても、笑って話せるように」そう言って、抱きしめてあげたいと思う。

おばちゃんの独り言でした。

 

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