積立投資

家計・投資

現在の我が家の状況について少々。
親の高齢化に伴って、これまでも色々有った。ケド。
2019年5月:父、胃癌になる。
2019年8月~11月:父が胃癌のため手術&再手術。
2020年前半:母が難聴、めまい等のため複数回救急搬送。父の病気や母自身の体調不良で精神的に不安定となる。
2020年7月:私、自身の体調不良と両親のサポートのため退職。
2020年8月~11月:母の内科(循環器・消化器内科・腎臓内科・糖尿病内科)、耳鼻科等受診に付き添う中、腎機能のかなりの低下と難聴が問題に。
2020年11月末:母の人工透析が開始となる。
開始に伴い、送迎付き透析対応病院の見学を行い、転院。
難聴については、耳鼻科で治療を続けながら補聴器の使用を検討開始。
2020年12月中旬:父がふらつき、めまい、気分不良を訴え救急車で搬送。
消化管から下血。更に骨髄異形成症候群疑いの診断で精査目的にて入院。
2020年年末:父の病名が骨髄異形成症候群と決まる。消化管からの出血は、出血部位不明のまま。
骨髄異形成症候群とは、骨髄中の造血幹細胞に異常がおき、正常な血液細胞が造られなくなる病気である。医師からは白血病の前段階で血液の癌と理解して下さいと説明が有った。
貧血が進んでおり、症状は貧血からくるものだった。
直ちに輸血が開始となった。
治療は、抗がん剤と輸血。
余命は抗がん剤の効果次第だが、長くて4年と告知有り。
2021年1月:父の抗がん剤治療が開始となる。
7日間毎日点滴治療を行い、その後21日休んでまた7日間の点滴治療を行う。
効果が出るまで数か月掛かり、効果が出ても、その後ピークアウトし、効果がなくなれば以降は輸血しか治療法がないと。
2021年3月:やや回復傾向だった父の体調が悪化。救急搬送。
消化管からの下血にて、貧血が進みヘモグロビンが4.8になり入院。
またしても出血部位の特定が出来ず、連日の輸血で対応。
自営業の夫の仕事がゼロになる。
2021年4月~7月上旬:父の抗がん剤の効果が表れ始めて、輸血の頻度が減る。
母の補聴器が決定するが、結局車のクラクションが聞こえる程度。
夫は自営業の再開を断念し、他業種へ就職活動開始するも、決まらず。
2021年7月下旬:父が脳梗塞発症。左足麻痺となる。
2021年8月現在:父はリハビリの為病院に入院中。母は週に3回人工透析を受けながら自宅にて一人暮らし。夫は数日前に再就職先を決めて、試用期間中。

なんか、凄まじくない?
長々と説明してるけど、つまり2馬力で働いてたのに、去年の8月から1馬力になって。
更に今年の4月から無収入になって。
両親が両方ともサポートが必要な状況で、私の就職は恐らく無理な感じで。
それが1~2年で怒涛の様にやってきて。
う~ん。
絶体絶命。
まさにヤバい。

話は変わるが、最近FIREが脚光を浴びている。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉。「経済的自立と早期リタイア」という意味。
因みに私はFIしてないのに、REしてしまった人で、残念な奴ってことです。

しかも、夫と結婚した時、夫にはローンという借金がたんまり有り、かつ結婚後も自営業だったので、生活は安定せず、結構綱渡りの状態が続きました。
いや、きつかった。
というか、今もきつい。
とはいうものの、22才で大学を卒業してから約30年、転職を挟みつつもフルタイムで働いてきたので、私には貯蓄というものが少しは有って。
親の介護&自身の体調不良&夫の失業という現在の状況下で、それでも再就職先を1日でも早く見つけて働きながら介護しなければ・・・と思わずに済むのは、そのわずかな貯蓄のおかげだったりするのです。

わずかな貯蓄のメインは積立投信。
私の積立投資は2014年に始まります。
インデックスファンドに投資する積立投資は、15年から20年積み立てると、どの期間を切り取っても歴史上は元本割れしなかったらしい。
そんな、資料を見たからでした。
最初に選んだのは、世界中の株式と債券に半分ずつ投資するタイプのバランスファンドでした。
私は厚生年金だったけど薄給だし、自営業の夫の年金は国民年金だけなのでどっちにしても少ない。
だったら自分で用意するしかない。
もし50才で始めても、65才まで積み立てたら15年間有るな、と。
よし、将来の年金の足しにしようと考えました。
積立投信について書かれた本を数冊読んで、ネット証券に口座開設し、投資を始める。
基本怖いことからは全力で逃げたい私にとって、どれだけ勇気が必要だったか、と今でも思う。
現在7年。
コロナショック時も中止せずに積み立てたおかげで、有難いことに今のところは少し増えています。

ケド、たった7年間でもね、我が家の不安定な経済状態だと、途中で辞めたくなることも多々有って。
しかも、コロナショックの様に資産が大きくマイナスなんて事もあるわけで。
不安になるのですよね。
何しろ、大事な老後資金だから。
でもね、考えたわけです。
20年で1人前なんだったら子育てだと思おう、と。
おぎゃーと生まれて、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。
目安としては、
10才で、1/2成人式。
12才で小学校卒業。
15才で中学校卒業。
18才で高校卒業。
20才で成人式。
20才~短大、大学、大学院、専門学校諸々卒業。
だな、と。
立派な親孝行な子供に育ってくれるかどうかは、子供次第、世の中次第だからわからないけど、産んじゃった物は責任もって20歳の成人式迄、手をかけて(積立を止めず)育ててみよう。
途中で、急成長しても、ぐれちゃっても、自分が選んだ子供を信じて育ててみよう、と。
子供でも、自分で稼げるようになるは、早くて義務教育が終わった後からだもんね。

私の子供はまだ7才。
なのに、少し増えて親のピンチな状況で、支えになってくれています。
なんて愛しい。
7年前に勇気を振り絞って投資を始めた私、今のところgood job!

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