お砂をぶちまけた

雑記

うー様のトイレ事情

雨の日が続いたせいだろうか?
うー様のおトイレが気になってきた。

我が家は2階建ての戸建て住宅。
ペットはうー様だけで、トイレは2か所に設置してある。
1階と2階に1つずつ。
2階のトイレは山彦さんの部屋にあるので、なんとなく山彦さん担当。
私は1階のトイレ担当。
毎日使うから、その都度掃除をしているが、お砂自体は毎日全部交換するわけじゃない。
例えば「週に1度日曜日に総入れ替えしよう」なんてルールは無い。
各自が、気になったら、気になったタイミングで総入れ替えするシステム。
トイレ自体も、「1階は普通バージョンで紙&ひのきの砂の混合」、「2階はシステムトイレでペレット&トイレシーツ」と違う。
これは、私と山彦さんの好みの差なんだけど、おしっこは両方でするけど、うんちは必ず1階のトイレでする。
使用頻度は1階が圧倒的に多い。
なんとなく山彦さんに勝った気がして嬉しい。
どうやら、うー様にはうー様のルールがあるらしい。

尿路結石

うー様は、1度おしっこが出なくなり病院で治療を受けたことが有る。
ストレス性の尿路結石との診断だった。
4年前、我が家にやって来たときは、まだ生後1か月。
缶ビール6本と引き換えに、山彦さんが連れ帰った保護猫だった。
両手の手のひらにすっぽりおさまるサイズで、結膜炎で目がキチンと開かず、お腹に回虫がいて、耳にもダニが寄生していた。
何度も病院に通い、シャンプーして、薬を飲ませて、目には眼軟膏を塗って、予防接種をして、毎日体重を量って増えてることを確認して二人で喜んだ。
あまりにもの小ささに育つかどうか心配したが、徐々に大きくなり、出来ることが増えていき私たちを喜ばせてくれた。
愛情だけはたっぷり注いで大事にしてきたつもりだった。
トイレも2か所に設置し、ご飯やお水は常に新鮮な物と交換し、私たちが不在の時は冷暖房完備。
キャットタワーは勿論、おもちゃも沢山購入した。
ケド、ストレスが原因で尿路結石になったと言うのだ。
そんな馬鹿な・・・。こんなに大事にしてるのに・・・。
ストレスなんてあるわけない・・・。
当時はそう思っていた。
でも、昨年私が退職し家にいるようになると、小食で痩せ気味だったうー様が沢山食べるようになって、体重が増えて体は丸みを帯び、一層甘えん坊になった。
沢山おしゃべりして、遊んで欲しいとおもちゃを持ってくるようになった。
甘えたい時に甘えられる人が近くにいる、それが大事だったのだと気づいた。
寂しかったのだ。
考えてみたら当たり前だった。
山彦さんは自営業だったから、比較的自由になる時間が有って、サラリーマン夫婦よりはマシだったかもしれないが、一人でお留守番の日も多かった。
毎日毎日、私たちが帰ってくるのをじっと待ってたんだ。
昼間はゆっくり眠ってるんだろうと簡単に思ってた。
可哀想なことをしてしまった。
愛情をかけてるつもりが、伝わってなかったということだった。

お砂をぶちまけた

おトイレの砂を総入れ替えした。
砂を全部捨てるためにビニール袋に入れる。
トイレを丸洗いする。
すっきりさせて、新しい砂を補充。
と、床にぶちまけた。
あらららら、である。
ケド、あらららら以外の感情は湧かない。
沢山おしっこするから、沢山掃除する。
それが今は嬉しいし愛しい。

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