父の病状説明3

まめまる父

父の退院前カンファレンスに参加した。

退院後の父の生活を支えるため、病院スタッフから在宅スタッフへ情報の受け渡しを行う。
要支援から要介護4へ介護度が上がったので、ケアマネージャーさんも管轄が変わるらしく、新・旧の担当者が参加してくれた。
旧のケアマネさんは、父と母の両方を担当してくれていたが、今後は、新ケアマネさんが父を、旧ケアマネさんが母を担当することになる。
新ケアマネさんとは、本日契約となった。
結局参加者は、ソーシャルワーカー、病院看護師、理学療法士、訪問看護師、新旧のケアマネージャー、父、妹、私の計9名。
沢山のスタッフさんが、父の最後を支えてくれようとしている。

①自宅に介護ベッドとポータブルトイレと支えるための柵や手すりを設置する→父が懸命にリハビリした結果、ベッドからポータブルトイレへ自力で移乗し、用を足すことが出来るようになった。
入院時、おむつだったのがリハパンになり、今は普通の布パンツになっている。
②足に潰瘍が有るので、毎日洗浄と軟膏の塗布を行う必要あり。→訪問看護師さんが週に1度来てくれるので、看護師さんと家族で処置を行う。退院後は定期的な皮膚科受診が必要。
③腰椎骨折については、11月初旬までコルセットを着用し、退院後は定期的な整形外科受診が必要。
コルセットについては、昼間は食事の時も付ける、夜間は外す。
④血液内科は週に1度の受診と輸血を継続する。→受診は妹の旦那の送迎+私の付き添いで行う予定。
⑤入浴はデイサービスを週に2~3回利用して、施設で入る。自宅では難しい。
⑥リハビリは、週に1度を目安に訪問での対応を検討する。
⑦移動は車椅子になるので、外用と室内用の2つレンタルする。
歩行は1~2歩可能。歩行器や杖は危ないので、使わない。
⑧自宅の段差を解消するため、スロープを付ける。
⑨食事、口腔ケアは父が自分で出来る。
以上のような現状と、それに対する必要な対応について話し合う。
看護師さん、理学療法士さんが、父に関する必要な情報提供をして下さって、ケアマネさんが、それを介護サービスへ結び付けていく。
その過程で、家族の希望や思いを盛り込んでプランを組んでくれる。

カンファレンス終了後は、介護の現場となる実家で、介護用品の会社の方と、実際レンタルする用品や購入する用品の選択を行う。
介護ベッド、敷マット、ポータブルトイレ、車椅子・・・。
ポータブルトイレ1つとっても、見た目重視の家具調の物から、機能性重視の物までいくつも有り、またそれぞれが、便座が保温タイプ、ウォシュレットが使える、消臭機能が充実している、持ち手が固定・跳ね上げ・昇降タイプなど分かれており、実に様々なニーズに答えれるようになっている。
ケド、説明を受ければ受けるほど、正直言ってどれが一番適当なのか?選ぶのは難しくなった。
当たり前である。
私達が介護の未経験者で、実際やってないからピンと来ない。
どの程度の機能が本当に父に必要か、分からないから想像で選ぶしか無い。
けれど、父が退院するまでに準備しなければならないから、仕方ない。

初めての事ばかり。
不安だけど、やってみないと始まらない。

ついに、来週退院だよ。

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